熊谷ラグビー場に常設ラグビーショップ「キャップ・ラガーズ クラブハウス熊谷」(熊谷市上川上、TEL 048-598-8084)が6月5日、プレオープンした。現在は新型コロナウイルスの影響で物販のみ。19日には、ドリンクや軽食などテークアウト販売も始める。
店内にはラグビーウェア、ラグビーギア、レプリカジャージなどの他、オリジナル雑貨も並ぶ
「ラグビーをあらゆる角度から楽しむ」ためのラグビーショップ。「ラグビーへの憧れ」をコンセプトに、現役のラガーマンやラグビーファン向けウェアやギア、レプリカ、雑貨などを販売する。4月まで県内大宮店を営業していたが、新型コロナウイルスの影響に伴い熊谷店へ移転統合した。
店舗があるのは熊谷ラグビー場Aグラウンド、南サイドスタンド側デッドボールライン裏の一角でゲートS3とS4の間。ラグビー発祥地イングランドのパブをイメージした「シックで趣のある」店内は販売エリアとパブ・カフェエリアに分かれ、正面にはグラウンドが広がる。店舗面積は約50坪。販売エリアにはラグビー日本代表現行モデルのレプリカジャージ(9,800円)や練習時のTシャツ(6,900円)、記者会見の際に着用したポロシャツ(1万800円)などのほか、「幸せを呼ぶくまくまお」のキーホルダー(620円)やステッカー(600円)、充電ケーブルキーホルダー(1,300円)など同店オリジナル雑貨を並べる。
現在新型コロナウイルスの影響で閉鎖中のカフェエリアにはテーブル14席、カウンター9席のほか、奥には重厚な革張りのソファを設置。店内から続くテラス席は1階席と2階席があり、グラウンドまでは数メートル、青々とした芝生が目の前に見える。19日からは、テークアウト販売でエスプレッソをベースにしたカフェラテ(450円)、ロングブラック(380円)やカツサンド(800円)、ツナチーズサンド、小倉とクリームチーズサンド(それぞれ500円)などを販売する予定。
保えみ店長は「ラグビー文化を広めたい」と話す。「試合時やイベント時にのみ出店が多い中、熊谷ラグビー場に常設店としてオープンできてうれしい。新型コロナウイルスの影響で今は提供できないが、ラグビー再開の際には試合日に合わせてパブリックビューイングを企画したり、試合後に選手が互いをたたえ合うアフターマッチファンクションの場として利用いただいたり、多くの方にラグビーを楽しんでもらえるようしたい」と意気込む。プレオープンを迎え「26年利用いただいた大宮店のお客さまをはじめ、SNSでオープンを知ったという方やラグビー場周辺を走っているという方も立ち寄ってくださり来店数は予想以上。新型コロナウイルス感染対策として店内は10人以上にならないよう調整しながら入店いただき、入り口でアルコール消毒をお願いするなど予防しながら進めていく」とも。
営業時間は10時~20時(土曜・日曜・祝日は19時まで)。火曜・水曜定休。