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熊谷経済新聞上半期PV1位は「鉄剣タロー」閉店 配信4日でランクインした記事も

5月31日に閉店した行田のオートレストラン「鉄剣タロー」

5月31日に閉店した行田のオートレストラン「鉄剣タロー」

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 熊谷経済新聞の2020年上半期PV(ページビュー)ランキング1位は、国道17号線熊谷バイパス沿いのオートレストラン「鉄剣タロー」の閉店を伝えるニュースだった。

 「レトロ自販機の聖地」とも言われ、1988(昭和63)年の開業以来、24時間年中無休で営業してきた「鉄剣タロー」(行田市前谷)。4月から新型コロナウイルスによる臨時休業で、店内に入店できない状態のまま5月31日に閉店。閉店当日は県内外から車やバイクで訪れる人が途切れなかった。「閉店」の文字に呆然と立ちすくむ人、無心にシャッターを切る人からも惜しむ声が相次いだ。

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 ランキングは、今年1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。

1. 行田・レトロ自販機「鉄剣タロー」閉店 惜しむ客、途切れず(6/1)

2. 熊谷・深谷の商業施設全館休業へ 政府の緊急事態宣言受け、「今できることをやろう」の声(4/7)

3. 地元に愛された「マミーマート熊谷店」、43年の歴史に幕 感謝のメッセージびっしり(3/16)

4. 熊谷の洋菓子店「ル コント ブルゥ」本店が移転 日本一の味と技術目指す(3/16)

5. アズ熊谷でウイルス対策商品販売続ける、「不安な気持ち和らげたい」(3/18)

6. ラグビー トップリーグ開幕 徒歩50分、熊谷ラグビー場は徒歩での来場呼び掛け(1/10)

7. 熊谷で飲食店支援、宅配一括サービス「クーマーイーツ!」社会実験始まる (4/13)

8. 熊谷・籠原のフランス菓子店で「ジェラートフラッペ」 地元素材の良さに着目(6/27)

9. 「熊谷うちわ祭」、山車屋台巡行など諸行事自粛へ 一日も早い終息、「疫病退散」願う(4/17)

10. 熊谷・深谷周辺の商業施設が営業再開へ 各店で新型コロナ感染拡大防止対策も(5/25)

 3位は、3月15日に閉店した熊谷市内のスーパーマーケット「マミーマート熊谷店」で、閉店前に店舗スタッフが企画し「メッセージボード」いっぱいに寄せられた43年の営業に感謝を伝える記事。

 4位は洋菓子店「Le Conte Bleu(ル コント ブルゥ)」(熊谷市久保島)の移転オープン、8位には配信からわずか4日でPV数を伸ばしたフランス洋菓子店「Patisserie Un ours vallee (パティスリー アン・ウルス・ヴァリ)」(熊谷市籠原南)のフローズンドリンク「ジェラートフラッペ」の記事がランクイン。

 6位にはジャパンラグビー トップリーグ開幕直前に「駅から一番遠いラグビー場」として熊谷ラグビー場までの徒歩50分を「歩いて」と呼び掛ける記事。ラグビーワールドカップ(W杯)の「おもてなし」を引き継ぎ、有志の市民ボランティアらが来場者を励ました。当日は約3千人が歩いた。

 例年飲食店の記事が上位を占めるランキングだが、今期は新型コロナウイルスに関連する記事が目立った。2位に政府の緊急事態宣言を受け決定した商業施設の休業を知らせるニュース、5位にはウイルス対策に悩む人々の不安を取り除きたいと販路を模索する小売店の記事、9位は熊谷市の夏の風物詩「熊谷うちわ祭」の自粛、10位は緊急事態宣言の解除で近隣商業施設が営業再開することを伝える記事だった。

 中でも注目されたのは7位にランクインした、飲食店のテークアウト商品を利用者に届ける「宅配一括サービス『クーマーイーツ!』の社会実験」のニュース。コロナ禍で悩む飲食店の力になろうと市民が意見交換して実現させた取り組みで、当日だけでなくその後も実験は続いた。飲食店や利用者にテークアウトを浸透させ「食べて応援」「買って応援」する地域の力を広げる一助となった。

 大きく変わる生活様式の中で、タイムリーなニュースが求められていることが表れたランキング。今後も「まちの記録係」として、どんな困難でも前に進もうとする街の動向を「笑顔」で伝えていきたい。

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