食べる 見る・遊ぶ 買う

熊谷のハンバーガー専門店が移転 「アゴ外れる系」などお薦めトッピングも

「アゴ外して食べて下さい」とトッピングをすすめる「ハンバーガーショップスズキ」のハンバーガー

「アゴ外して食べて下さい」とトッピングをすすめる「ハンバーガーショップスズキ」のハンバーガー

  • 138

  •  

 熊谷市のハンバーガー専門店「ハンバーガーショップスズキ」(熊谷市筑波、TEL 048-526-8330)が移転オープンして3カ月がたった。

店先に立つ鈴木さん

[広告]

 バイクやダイナーなどアメリカンな雰囲気が好きという店主の鈴木颯さん。東京・人形町のグルメバーガー店「BROZERS’(ブラザーズ)」(東京都中央区)で働き6年修業。2018(平成30)年8月、熊谷市内に店を開いた。出店のきっかけは「地元埼玉にはまだあまり無かった、グルメバーガーを知るきっかけに。自分が食べに行きたい店を作った」という。今年1月に前店舗を閉め、4月1日に移転オープンした。席数はテーブル6席。

 ハンバーガーメニューは移転前と変わらず「ハンバーガー」(800円)と「てりやきバーガー」(850円)の2種類。ビーフパティにレタス・トマト・オニオンが入り、ポテトが付く。トッピング(100円~)のチーズやベーコン、アボカド、エッグ、パイン、タルタルソース、オニオンリングなどで自分好みにカスタマイズできるのが特徴。こだわりのトッピング「エッグ」は深谷市「田中農場」の卵を仕入れている。

 「メニューはシンプルに。分かりやすくしたかった」と鈴木さん。1つ1,000円以上の「高級店」のグルメバーガーではなく、町のハンバーガーショップのグルメバーガーでありたいと言う。仕込みから営業まで一人でこなす鈴木さんは、おいしさだけでなくコストパフォーマンスも追及する。

 移転後のメニューには「スズキのオススメトッピング」も掲載。修業した「BROZERS'」の看板メニュー「ロットバーガー」や女性の一番人気「アボカドチーズ」のほか、「口の周りビチャビチャおいしい系『エッグチーズタルタル』」「アゴ外れる系『パインチーズオニオンリング』」(以上、原文ママ)と注意書きも添える。サイドメニューは、ピクルスやフレンチフライ、チキンナゲット(以上350円)のほか、フライドチキン(250円)、オニオンリング(500円)など。デザートのオレオバーガー(650円)、ミルクシェイク(450円~)、ソフトドリンク、アルコール類もそろえる。

 店内にはアメリカンな雰囲気のロゴTシャツやグラスなどの雑貨、バイクが並ぶ。SNSや口コミでリピーターを増やし、県内外のみならず東北、関西など全国から客が訪れる。バイクやファッションなど共通の趣味の話をしに、鈴木さんに会いに来るリピーターもいる。

 鈴木さんは「大学生の時、かっこよさに引かれて通ったハンバーガー店。『ハンバーガーを食べに行く』行為そのものが楽しかった」と振り返り、「来てくれたお客さまに喜んでもらいたい。ハンバーガーは商品だが、空間を楽しむためのアイテムの一つ、食べる空間やこの場所で出会う人とのつながりを楽しんでもらえたら。店の雰囲気に共感する人が集まったらさらに楽しいはず」と話す。

 営業時間は11時30分~15時、17時30分~21時。水曜定休。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース