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深谷産野菜メニュー食べ「ふかやさいポイントラリー」 地域通貨「ネギ―」で景品還元

ポイントラリーで深谷産の野菜とおいしい料理と店を知ってもらいたいと呼び掛けるふっかちゃんと担当者

ポイントラリーで深谷産の野菜とおいしい料理と店を知ってもらいたいと呼び掛けるふっかちゃんと担当者

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 地元野菜を使ったメニューを食べて電子ポイントを集めるポイントラリー「ふかやさいポイントラリー2020」が8月31日、深谷市内で始まった。

参加メニューの一部。麺類やカレー、総菜、デザートまでバラエティーに富んだラインアップ

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 「深谷の野菜を味わいつくす!」をテーマに、野菜を観光資源として市内の回遊を促す「ベジタブルテーマパークフカヤ」の取り組みの一環。深谷産野菜を使用する市内の飲食店を知り利用してもらう狙い。

 参加者はスマートフォンアプリ「chiica(チーカ)をダウンロードし、期間中に参加店舗の「深谷産野菜を使用した一押しメニュー」を食べてポイントを集める。各店舗に配布したQRコードを読み取ることで1店舗につき1回限り1ポイントを付与する仕組み。3ポイント取得するごとに最大3,000円分の地域通貨「ネギ―」が当たる抽選に自動応募。期間終了後、当選者には「chiica」を通じて「ネギ―」を進呈する。

 ポイントラリー参加店は36店舗。夏野菜をイタリア料理に仕上げた「深谷産ナスとトマトのイタリアンオーブン焼き」(深谷バルはまぐりや)や「深谷ねぎ」をふんだんにのせて食べる「豚バラ深谷ねぎ串カツ」(すたんど割烹三善)、野菜ブイヨンと豆乳で濃厚に仕上げた「深谷産野菜の冷製ポタージュスープ」(旬のごはんとトキシラズ)、トマト麺に10種類以上の深谷野菜を盛り付けたつけ麺「つけめん女子」(ふかや女子流アイモ)、ビーツとルバーブの自家製ジャムに渋沢栄一翁が好んだというオートミールをトッピングした「快腸!ビーツ&ルバーブジャムのせヨーグルト」(フクフル食堂)など、カレーや麺類、デリランチ、デザートまでバラエティーに富んだメニューをラインアップする。

 深谷市産業ブランド推進室の田中麗奈さんは「深谷は野菜のまち。普段から地元の野菜をメニューに取り入れている飲食店が多いが、使うことが当たり前すぎて、あまりアピールしてこなかった。このポイントラリーで深谷産の野菜とおいしい料理と店を知ってもらいたい」と意気込む。「飲食店の方にはパートナーズ登録することで横のつながりをつくってもらい、業種を超えて情報共有・交換し市内全体の野菜のテーマパークづくりへと発展できれば」とも。

 景品付与するのはアプリタイプの地域通貨「ネギ―」。取扱店は8月24日現在268店。同ポイントラリーで付与された「ネギ―」は10月12日~令和3年2月28日まで利用できる。

 開催は9月30日まで。

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