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染色家・瀬藤貴史さん手掛ける「コーヒー染めT」 熊谷のコーヒースタンドとセレクト店がコラボ

染色家の瀬藤貴史さんが一枚一枚染め上げた「コーヒー染めTシャツ」。限定70着は全て異なる色合い。熊谷市役所前のコーヒースタンド「コンサイエンス」(ホシカワカフェ)と川越市のセレクトショップ「Garage.U.W」、オンラインストアで販売

染色家の瀬藤貴史さんが一枚一枚染め上げた「コーヒー染めTシャツ」。限定70着は全て異なる色合い。熊谷市役所前のコーヒースタンド「コンサイエンス」(ホシカワカフェ)と川越市のセレクトショップ「Garage.U.W」、オンラインストアで販売

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 染色家の瀬藤貴史さんが手掛けた「コーヒー染めTシャツ」が8月26日、熊谷市役所前のコーヒースタンド「コンサイエンス」(ホシカワカフェ)と川越市のセレクトショップ「Garage.U.W」で発売された。

熊谷市内ではコーヒースタンド「コンサイエンス」で販売している

 大学や専門学校で現代テキスタイルアートの非常勤講師を努める埼玉県伝統工芸士・染色家の瀬藤さんと、コーヒースタンド「コンサイエンス」、セレクトショップ「Garage.U.W」のコラボ作品。

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 生地はオーガニックコットンとテンセル。「Garage.U.W」が提案するややゆったりした形のTシャツに「コンサイエンス」が焙煎(ばいせん)したコーヒー豆を使い、染色芸術家の瀬藤さんが染め上げた。サイズ展開はS(44)、M(46)、L(48)、限定70着。

 カラーバリエーションは「カフェオレ」と「コーヒー」の2種類だが、深く焼いたコーヒー豆を煮出して一枚一枚染め上げる工程で70着のうち一枚たりとも同じ色がない一点物の作品に仕上がった。瀬藤さんは「コーヒー豆という自然の恵に含まれる天然の色素を使った染色は、天候や温度、湿度などさまざまな環境により変化するもの。今は大量生産で同じ製品が当たり前のようにあるが、一枚ずつ染めを重ねる染色で仕上がりが異なるのは当然のこと。私たちが一人一人違う個性を持つように、同じデザインから生まれた一枚でも異なる表情を持つTシャツを楽しんでほしい」と話す。「平安時代に丁子を使い香りを身にまとう『香染』という染色技法があるが、染料を煮出し布に吸着させるという技法は1200年前と変わらない。時代を超えてコーヒーで染色するという機会にワクワクした。光の当たる角度により見え方が違うのも面白い」とも。

 表面にあるロゴ刺しゅうは熊谷市内の「細田刺繍店」(石原)に依頼、裏面には抜染風にロゴプリントを施した。「Garage.U.W」の並木徹也さんは「量産品と違い、一つ一つ全く違うことに価値がある。色ムラや顔料のハネなど、意図的に個体差のあるテイストで表現され、まさに70通りのパターン作品として仕上がっていて感動した」と笑顔を見せる。

 着用した感想について「コンサイエンス」の鈴木洋介さんは「風合いがいい、初めから身になじむ感じ。Mサイズだがリラックスできる大きさで一枚でも重ねても着心地がいい」と話した。

 コーヒー染めは今後も違う内容で取り組む予定。発展的により多くの方に製品の良さを広め、さらなる異業種提供していきたいという。

 価格は7,700円。

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