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日本スリーデーマーチが「どこでもウォーキング」企画 来年開催へ思いつなぐ

「楽しみながら歩けば、風の色がみえてくる」をテーマに参加を呼び掛ける実行委員会

「楽しみながら歩けば、風の色がみえてくる」をテーマに参加を呼び掛ける実行委員会

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 新型コロナウイルス感染防止のため中止となった「第43回日本スリーデ-マーチ」実行委員会が現在、特別企画「どこでもウォーキング~スリーデーマーチに想いを馳(は)せて~」の参加者を募集している。

どこでもウォーキングのチラシ

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 台風19号の影響で中止した昨年に続き、今年も新型コロナウイルス感染拡大防止のために開催中止が決定した「日本スリーデーマーチ」。日本最大のウオーキング大会で2018(平成30)年は8万2259人(うち海外から124人)が参加した。同実行委員会は「スリーデーマーチを楽しみにしていただいている世界中のウオーカーに向けて、今の状況でもできることはないか」と企画した。第43回日本スリーデーマーチの開催を予定していた11月1日から3日間、世界中どこでも好きな場所を自由に歩いて、日本全国、世界各地で「日本スリーデーマーチ」に思いをはせ、景色や時間を共有しながらウオーキングを楽しんでもらう。

 事前登録制で参加者を募り、当日までに「オリジナル記念バッジ」を進呈。参加者は当日バッジをつけて好きな時間と場所で自由に歩く。自宅付近や気に入っているコースでも、距離は5キロでも50キロでもいい。団体申し込みも受け付ける。

 今月初めに始まった参加申し込みは徐々に増え、オランダなど海外からの申し込みもあるという。実行委員会は「どこでもウォーキング」でツイッターやフェイスブックなどSNSで情報発信を開始、過去大会の様子やメッセージ「毎年の楽しみです。昨年に続き大変な事があり参加出来ずに残念に思っていました。今回の企画を知り、嬉しいです。毎年、友達と歩きますが今回はお互いの為に一人で歩いてみます」「コロナ禍の中、1日8000歩以上を目指して歩いています。同じ日に、同じ目標をもつ方々と共に歩けることは、空間こそ違いますが、励みになると思い申し込みました。日本中の皆さんが笑顔、健康で過ごせるよう祈っています」(以上、原文ママ)など、県内外から参加する人々の声を届けている。

 実行委員会事務局の横田信行さんは「毎回楽しみにしていただいている大勢の皆さまの気持ちを途切れさせることなく、来年の『日本スリーデーマーチ』開催へつなげていきたい」と参加を呼び掛ける。「開催期間中に撮影した写真も募集している。お気に入りのコースや風景をお送りいただければ」とも。

 申し込みは10月15日まで。申込フォームまたはファクスで受け付ける。参加無料。

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