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熊谷のラグビー神社が1周年 今年は疫病にタックル

佐谷田神社 川端康稔宮司による神事

佐谷田神社 川端康稔宮司による神事

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 熊谷のラグビー神社(熊谷市箱田)で10月13日、建立1周年を記念し秋季例大祭が行われた。

梅林堂 栗原良太社長と富岡清市長

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 ラグビー神社(正式名称「寿康(じゅこう)神社」)は、昨年9月ラグビーワールドカップ日本大会の開催に合わせて、1864(元治元)年創業の老舗菓子店「梅林堂」(本社佐谷田、TEL 0120-889-449)が、「地域の皆さま、熊谷に来る皆さまに幸多からんことを願う神社」として同店箱田本店内に建立。ご神体は「各務ガラス工房」(末広、TEL 048-522-6192)作家の各務ひとみさんが制作したガラス製ラグビーボールで、内部には佐谷田神社(佐谷田)に祭られている天手力男命(あめのたぢからおのみこと)が分霊されている。ご利益は疫病退散、必勝祈願、金運上昇ほか。店内北側の一角にある同神社は誰でも自由に参拝することができ、買い物と合わせてお詣りする来店客も多いという。

 昨年の建立、分霊の儀はRWC開幕の9月20日に執り行い、今回の例大祭は日本代表チームがスコットランドに快勝した記念の日に斎行した。例祭では、佐谷田神社の川端康稔宮司による祝詞奏上、玉串奉奠などの神事を執り行い、地域の繁栄を祈った。

 同店は、1年で集まったさい銭を熊谷市のスポーツ振興のために寄付。例祭に続いて行われた直会の議において、富岡清市長から栗原良太社長へ感謝状が贈られた。

 「地域の力を結集して地域のために作った神社」と栗原社長。「1年たち、たくさんのお客さまにご参拝いただいた。中には『あちこちの病院ではっきりしなかった体調不良の原因が、こちらの神社にお参り後の検査で分かった。本当にありがたい』と報告にお越しくださった方もいらっしゃる。お役に立ててうれしい」と話す。「神社を通じてご縁がつながり、皆が幸せになると良いと思う」とも。

 梅林堂箱田本店の営業時間は10時~18時。

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