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東松山に「中華そば 深緑」 セカンドブランドで「四つ葉」の緑、深める

基本メニューの1つ「白出汁」。「知床鶏モモ」と「もろみポーク」(部位を選ぶ)のチャーシューをのせる

基本メニューの1つ「白出汁」。「知床鶏モモ」と「もろみポーク」(部位を選ぶ)のチャーシューをのせる

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 東松山市にラーメン店「中華そば 深緑(フカミドリ)」(東松山市今泉)がオープンして1カ月がたった。

「想像以上にお客さまに来ていただけて有り難い」とオープン1カ月を振り返る岩本さん

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 オープン8年目を迎えた比企郡川島町の「中華そば 四つ葉」が新たに手掛ける新店舗。店主の岩本和人さんは食材を求め全国を巡るうちに日本の食材の素晴らしさに感銘を受け、ラーメンを通じて広めたいと味を探求。「初心に戻り新たなおいしさを追求したい。四つ葉とはライバル店のような存在に」と新店をオープン。店名には「より深くラーメンを追求したい」と「四つ葉」の緑を深める意味を込めた。

 東松山市の中心街から離れた幹線道路沿いにある同店。今年4月から9月まで「四つ葉」来店客の密集回避を目的に臨時店舗として営業していた。シンプルな看板と控えめな筆で「中華そば 深緑」と書かれた白地ののれん、待ち合いのベンチが整然と並ぶ。店内は白木のカウンター7席。コロナ対策のため店外で待ち、呼ばれてから食券を購入するシステム。

 メニューは濃口しょうゆの「黒出汁」と淡口しょうゆの「白出汁」(以上1,100円~)。基本となるのは六白黒豚や比内地鶏、東京シャモのほか、ハマグリ、アサリ、カキ、羅臼昆布など何種類もの素材や食材を組み合わせてうま味を引き出したスープ。麺は厳選した国産小麦(はるゆたか、春よ恋、きたほなみなど)を独自に配合する。そのほか「羅臼昆布と鮭節の中華そば」、「極上かつお節の中華そば」(以上1,100円~)の4品をラインアップ。「知床鶏モモ」と「もろみポーク」(バラ、ロース、肩ロースから選ぶ)のチャーシューをのせる。

 オープンから1カ月。基本メニューとなる4品が出そろい、ご飯メニューの提供も始めた。岩本さんは「予想以上にお客さまに来ていただけて有り難い。町の中心から離れていて、当店を目指して来てもらうしかない辺鄙な場所にあるのは自分の覚悟でもある。わざわざここまで来ていただくのだから、味も価格も満足していただかなければ次はないと思って作る」と話す。川島町出身の岩本さん。「四つ葉をオープンした当初はあまりわからなかったが、周囲の皆さん、地域の皆さんのおかげで、これまで店をやってこられた。来てくださったお客さまに東松山市や川島町を知ってもらうきっかけになれば」とも。

 営業時間は11時~15時。土曜・日曜・祝日定休。

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