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深谷市の生産者を巡るツアー「北の味わいデリシャスライブ」知って味わう

飯塚商店でモヤシの生産について話す飯塚さんと参加者(画像提供=ノライエ)

飯塚商店でモヤシの生産について話す飯塚さんと参加者(画像提供=ノライエ)

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 野菜や日本酒の生産者を巡るツアー「北の味わいデリシャスライブ」が11月23日、深谷市で行われた。

澁澤農園で栽培されているネギ

 「渋沢栄一を輩出した深谷市北部で、食に関する事業を行っている人たちの思いを体感してもらう」をテーマに、「食の安全」や「消費者に届くまでの過程(トレーサビリティー)」に問題意識を持つ生産者と事業者らが企画。

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 この日はラジオパーソナリティーの玉川美沙さんの案内で参加者14人がツアーを楽しんだ。最初に向かったのは「渋沢栄一記念館」。現存する写真や肉声の音源をもとに渋沢本人を再現した「渋沢栄一アンドロイド」の講演を聞いた参加者らは、スタッフとアンドロイドが会話をする演出に歓声を上げ、ツアーが始まった。

 巡ったのは同記念館のほか野菜の生産者や酒蔵など。無農薬でネギを栽培する「澁澤農園」で収穫直前の畑を見学し、深谷地域の気候と無農薬農業の難しさについて説明を受けた。玉川さんは無農薬有機農業で作った野菜のおいしさを知り、同園に通っている人の一人。「援農」と農体験を自ら主催するほどほれ込み、「定期的にこの畑に来て農作業や草むしりを手伝っている」という。次に向かったのはモヤシ栽培に一般的なホルモンを使わず、水と豆の生命力と発芽熱だけで育てている「飯塚商店」。モヤシの生産現場を見学し、発芽から成長まで段階的に説明を受けた。続いて滝澤酒造へ移動し6代目杜氏の滝澤英之さんの案内で酒蔵を見学した後、酒造りの工程や原材料の米についてなどの説明を受けた。ツアーの最後には「割烹双葉」で深谷産無農薬野菜を使った料理と滝澤酒造の日本酒との「ペアリング」を試し、当日巡った生産者の野菜を使った料理を味わった。

 熊谷市から参加した保科友希恵さんは「生産者の熱い思いを聞き、深谷には宝がたくさんあることを知った。でもそれは埼北の数ある宝の一部で、地域のことをもっと知りたいと思った。深谷のために埼北のために何かできないかを参加者に考えさせてくれるツアーだった」と話した。

 実行委員会スタッフは「深谷にはネギなどの野菜のほか、地酒、モヤシなど名物がたくさんある。ナビゲーターを務めていただいた玉川さんも深谷の魅力を感じ、頻繁に深谷を訪れている。今回のツアーを通じて、皆さまに深谷をますます好きになっていただけるよう今後も深谷の魅力を発信していきたい。1月には『北の食に触れよう』をテーマに、北の味わいデリシャスライブ2弾も企画したので、参加いただけたら」と話す。

 次回実施は来年1月9日。事前予約制。電話(TEL 048-571-0783)とメールで受け付ける。

※2021/1/6追記 次回実施につきまして、新型コロナウイルス感染症の影響により時期未定延期となりました。