JR高崎線深谷駅北口にある「埼玉グランドホテル深谷」(深谷市西島町1、TEL 048-571-2111)に12月11日、宿泊用客室「ふっかちゃんルーム」がオープンする。
同ホテルを運営する「サンメンバーズ」(本社=本庄市)の創業100周年と「ふっかちゃん誕生10周年」を記念して企画した。「ふっかちゃんルーム」は3部屋を用意する。
それぞれの部屋は、ベルボーイ姿のふっかちゃんが出迎える「グランドふっかちゃんルーム」(ツイン、31平方メートル)、無邪気なあくび姿のふっかちゃんに出会える「おやすみふっかちゃんルーム」(ツイン、31平方メートル)、ふっかちゃんとかくれんぼが楽しめる遊び心を盛り込んだ「ふっかの森ルーム」(デラックスシングル、17平方メートル)となっている。「ふっかちゃんルーム」宿泊者には非売品の限定アメニティーとして巾着などを用意する。
田邊洋平副総支配人は12月4日、ふっかちゃんルームのお披露目会を行い、「ふっかちゃんをもっと好きになってもらいたい」「深谷市をもっと知ってもらいたい」「埼玉グランドホテル深谷での特別な体験を提供したい」との「3つの思い」を話した。「来年の(渋沢栄一翁主人公の)大河ドラマなどを通じた深谷市の発展と共にわれわれも一緒に成長したい」とも。
同会で小島進深谷市長は「深谷の企業が『ワンチーム』となって多くの人をもてなそうという思いでいる。グランドホテルが新しい素晴らしい企画を考えてくれていることを心強く思う」と話した。
グッズや料理は、「メイド・イン・フカヤ」をテーマに、地元の農家やメーカーとの共同で企画・開発する。田邊副総支配人は「地域の魅力を発信し、新たな需要を生むことを目標にしたい」と意気込む。モーニングサービスは、通常の朝食に加え、地元産野菜を使った「ふっかちゃんモーニング」を提供する予定。
宿泊料金は、「ふっかの森ルーム」=一泊朝食付き1室(1人)1万円~、「グランドふっかちゃんルーム」「おやすみふっかちゃんルーム」=同(2人)2万8,000円~。