「餃子(ギョーザ)の雪松 行田店」(行田市押上町、TEL 050-5490-9116)がJR行田駅近くにオープンして2カ月がたった。
1940(昭和15)年創業の「お食事処(どころ)雪松」(群馬県水上町)で出しているギョーザの味を継承し、自社工場で作りたてのギョーザを冷凍。各地の無人直売所で販売している。
行田店は70店舗目で、埼玉県内は1月末現在18店、熊谷広域圏には東松山店がある。24時間営業の無人店で、来店客はセルフサービスで冷凍庫からギョーザを取り出し、指定の料金箱に代金を入れて購入するシステム。メニューは「餃子18個入り2パック」(1,000円)。たれ(200円)も用意する。
運営するYESマーケティング部の高野内謙伍さんは「創業から80年以上愛される『雪松』のギョーザ。3代目から継承したレシピを忠実に再現している。国産キャベツにこだわった野菜中心のあんと、独特な食感の皮とが良いバランスで、ご飯にもお酒のお供にも合う」と話す。
来店した男性は「通勤で前を通るので気になっていた。自販機ではない無人販売のシステムが面白い」と話していた。有人販売から始まったという直売所。高野内さんは「お客さまにいかに便利にご利用いただくか、販売方法を突き詰めたら無人販売という形になった。つり銭や領収書は用意しないなどお客さまにご協力いただいて運営ができている」と話す。「今後もギョーザ『一品』を極め、多くの方に届けていきたい」とも。