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行田にサイホン扱う「もてぎさん家の珈琲」 夫婦でのんびり、コーヒー追求

昔、味わったコーヒーのおいしさが忘れられず、目指していると話す茂木さん夫妻

昔、味わったコーヒーのおいしさが忘れられず、目指していると話す茂木さん夫妻

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 「もてぎさん家の珈琲(コーヒー)」(行田市前谷)が行田総合病院近くの住宅街にオープンして3カ月がたった。

店への経路はツイッターやインスタグラムで案内する

 「コーヒー好きの家族がのんびり始めました」と案内掲示がある店内で、店主の茂木孝雄さん、住江さん夫妻が看板ネコのイラストの描かれたそろいのエプロンを身に着けて切り盛りする。若い頃からコーヒー好きだったという孝雄さんは「昔はサイホンコーヒーを入れてくれる喫茶店が多くあった。あの優雅な雰囲気と味を再現したい」と定年退職後に自宅でコーヒー店を開いた。

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 店舗面積は約10坪。作業台に3台のサイホンが並び、カウンター越しにゆらめく光とコーヒーを抽出する様子を見ることができる。店内はBGMにラジオを流したり、壁にレコードジャケットやコラムが飾ったりとアットホームな雰囲気を醸し出している。茂木さんは「お待ちいただく時間もゆっくり楽しんでもらいたい」と話す。

 「良い豆を使い、価格帯を広げて、気軽においしいコーヒーを楽しんでもらいたい」と選び抜いたスペシャルティーコーヒーを使用。1杯ずつ丁寧に入れるサイホンコーヒーは、定番の「ケニア(ジャングル農園)」(500円)をはじめ、月替わりの「エメラルドマウンテン」「ブラジル」(以上400円)など。時に店主の気まぐれで「ブルーマウンテンNo.1」(800円)などの希少品種を販売することもある。コーヒーの量は約270ミリリットル。「ドライブしながらでも楽しめるように」とたっぷりめで提供している。このほか「コロンビア」をエスプレッソマシンで抽出する「アメリカーノ」(ホット=200円、アイス=250円)や「カフェラテ」(250円)、「正統派スコーン」(150円)、コーヒー豆の特徴を押し出した「苦甘い大人向きの珈琲ゼリー」(150円)を提供する日もある。夏季は曜日限定で5時間かけ抽出する「コールドブリュー(水出しコーヒー)」(300円)を用意。

 オープンから3カ月。茂木さんは「年配の方が『若い頃に飲んだサイホンコーヒーを思い出す』と散歩途中に自転車で立ち寄ったり、仕事帰りにカフェラテを買いに来られるリピーターさんがいたりと、コーヒー好きな方々に少しずつ広まっているようでうれしい」と話す。「現在は新型コロナウイルス感染症の影響でテークアウト販売のみだが、状況を見ながらイートインやスタンドカフェも考えたい」とも。

 営業時間は10時30分~17時。月曜~水曜定休。