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森林公園で「ルピナス」見頃に 今年は花キャンディー販売も

天に向かって伸びる豪華なルピナス。藤の花を逆さにしたように見え「昇り藤」とも呼ばれている

天に向かって伸びる豪華なルピナス。藤の花を逆さにしたように見え「昇り藤」とも呼ばれている

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 国営武蔵丘陵森林公園(比企郡滑川町)で現在、「アイスランドポピー」「ネモフィラ」「ルピナス」など春の花が見頃を迎えている。

森林公園オリジナル花キャンディー(ポピー、ネモフィラ、ルピナスの3種類)

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 東京ドーム65個分の広さを誇る「国営武蔵丘陵森林公園」では今年、「HAPPY SPRING」と題して園内の3大花畑を紹介。日本最大級で約70万本のカラフルな花を咲かせる「アイスランドポピー」(運動広場花畑)、丘一面を淡い空色に染める約10万本の「ネモフィラ」(西口花畑)、藤の花を逆さにしたような紫・ピンク・白の約4万本の「ルピナス」(こもれび花畑)が見頃を迎えている。

 4月23日現在、満開の見頃後半を迎えているのは「アイスランドポピー」と「ネモフィラ」。「ルピナス」は見頃が始まったところで、5月中旬まで続く見込み。こもれび花畑で木々の足元にピンクや紫、白色の花穂が立ち上がる幻想的な景色が楽しめる。今年は各売店で花にちなんだオリジナル花キャンディー(550円)を販売。あめ職人が一つ一つ手作りした森林公園限定品で、ポピー、ネモフィラ、ルピナスの3種類を用意する。

 5月は「デルフィニウム」の青の花畑、真っ赤な「シャーレーポピー」、巨大ネギ坊主のように愛らしい「アリウム・ギガンチウム」などが開花する予定。都市緑化植物園では、屋外展示「ハーブガーデン&ボーダー花だんに行ってみよう!」「江戸の花~さくらそう~」の開催も予定している。

 広報の高田雅代さんは「新型コロナウイルス感染症の影響で昨年のこの時期は休園で花の見頃をご覧いただけなかったが、今年は感染対策を採り、ご覧いただける。『ご来園時のお願い』を確認いただき、感染拡大防止に協力いただきながら、自然に囲まれた緑豊かな公園散策を楽しんでいただければ」と話す。「例年以上の来場があり休日は満車の駐車場も多い。屋外施設なので園内は密になることはあまりないが、平日の来園をお薦めしたい」とも。

 開園時間は9時30分~17時。入園料は、大人(高校生以上)=450円、シルバー(65歳以上)=210円、小人(未就学児、小・中学生)無料。

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