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深谷にコミュニティーFM 48人のパーソナリティーが深谷の魅力届ける、新番組も

パーソナリティーの中山恵美子さん(前列左)と花桐はづきさん(前列右)、伊藤社長(後列左)、田部井統括本部長(後列右)。「FMふっかちゃん」のスタジオにて

パーソナリティーの中山恵美子さん(前列左)と花桐はづきさん(前列右)、伊藤社長(後列左)、田部井統括本部長(後列右)。「FMふっかちゃん」のスタジオにて

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 深谷のコミュニティーFM「FMふっかちゃん」(深谷市緑ヶ丘、TEL 048-551-0885)が開局から3カ月を迎えた。

「FMふっかちゃん」はスマホアプリ「リスラジ」で配信中。周波数は88.5メガヘルツ(番組表2021年7月~)

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 周波数は88.5メガヘルツ。「ラジオを通して街を元気にする」をコンセプトに、平日は1日2回の生放送で地域情報をリアルタイムで伝え、収録放送で市民や企業、団体を紹介、緊急時には地域防災メディアの役割も担う。24時間・365日放送する。

 48人のパーソナリティーは全員がボランティア。「深谷を盛り上げたい」と番組の企画から取材、制作、放送まで担当する。統括本部長の田部井透さんは「とにかくパーソナリティーの熱量がすごい、個性豊かで企画が面白い。それぞれ『深谷の魅力を発信したい』と奮闘しながら番組を作っている」と話す。

 開局から3カ月。スタッフによれば市内を歩くと「聴いてるよ」「自治会長の番組いいね」などと声を掛けられることも増え、徐々に存在が広まっている実感があるという。開局後の4月28日には、スマホアプリ「リスラジ」での配信も開始。公式ホームぺージでは一部番組のアーカイブ放送も行い、6月にはサポーター制度「FMふっかサポーター」を導入した。月額550円で番組ごとにサポーターを募集し、一定期間サポーターを続けると、ゲストとして番組に招待し、出演してもらえるようにしていくという。

 7月から始まった新番組には、「野菜が楽しめるまち」を掲げる深谷市の農業にスポットを当てた番組も。農業に携わる人に向けて、早朝や昼どきなど農作業の合間に聴いてもらうことを想定して音楽番組や情報番組を配置するほか、パーソナリティーの農業体験を収録する番組「農Fukka農Life」では野菜の植え付けから収穫、市場流通の様子、飲食店や販売店で提供されるまでを発信し、地域農業への興味関心を広める。起業した人や起業を考えている人など「志」を持つ人を紹介する番組「発見!深谷の栄一魂!」や地域のスポーツチームの活動を伝える「ふっか・サッカー!」、深谷の魅力的な場所にスポットを当てた「ふかや百景」、「昔のラブレター」を読み上げる番組なども新たに放送し、バラエティに富んだ内容となっている。

 伊藤眞治社長は「スタッフ、パーソナリティーの皆さんのおかげで3カ月を迎えられて、ありがたい。我々は市民のためのコミュニティーFM。皆さんのお役に立てるように、深谷ならではの人々や団体、活動などを紹介したり出演してもらったりして、地域の人たちと一緒に番組を作っていきたい」と笑顔を見せる。

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