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SLと地元ジェラート専門店のコラボ商品に夏季限定フレーバー SL車内やコンビニで

車内販売する「SL PALEO GELATO」

車内販売する「SL PALEO GELATO」

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 秩父鉄道(本社=熊谷市)と熊谷のジェラート専門店「ジェラート工房 四つ葉のクローバー」(熊谷市板井、TEL 048-501-7105)のコラボ商品「SL PALEO GELATO」に7月3日、夏季限定フレーバーがお目見えした。

夏季限定フレーバー、左から「マンゴーアップル」「ブルーベリーヨーグルト」「バナナチョコ」

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 「SL PALEO GELATO(SLパレオジェラート)」は、蒸気機関車「SLパレオエクスプレス号」と秩父鉄道沿線の魅力を伝えようと開発したオリジナル商品。ジェラート専門店の無添加イタリアンジェラートに、SLパレオエクスプレスのナンバープレートをデザインしたラベルを施した。4月から、SL車内、ちちてつ長瀞駅売店のほか、熊谷駅南口のセブン-イレブンで販売している。

 今回登場した夏季限定フレーバーは、埼玉県産のブルーベリーをふんだんに使ってヨーグルトと合わせたマリアージュジェラート「ブルーベリーヨーグルト」と、100%カカオと特製ミルクを合わせた「バナナ感たっぷり」のオリジナルジェラート「バナナチョコ」、甘くて濃厚なフレッシュマンゴーとリンゴを組み合わせた夏のトロピカルジェラート「マンゴーアップル」の3種類。4月から販売している秩父産の天然蜂蜜を使ったクルミ入りの特製ミルクジェラート「はちみつくるみ」は継続販売する。価格は400円。

 「ジェラート工房 四つ葉のクローバー」は10年以上無添加のジェラート作りにこだわってきた。店主の福島清史さんは「滑らかさを出す添加物(乳化剤)に頼ることは簡単だが、体に優しいものしか使いたくないと思った。独自に培った技術があり、無添加でも滑らかな舌触りと口どけの良いジェラートを提供できる。素材そのもののおいしさを味わってほしい」と話す。「小さな子どもからおじいちゃんおばあちゃんまで、食べれば笑顔になれる。ジェラートには皆を笑顔にする魅力がある」とも。

 福島さんは「カップに入ったジェラートはそのままでもおいしいが、カップのふちを押して少し持ち上がるくらいになってから全体を混ぜて食べるとフワッと滑らかな『店で食べるジェラート』を再現できる」と食べ方を提案する。

 同社はこれまでも売店や通信販売を通じて沿線事業者とのコラボ商品を開発し、鉄道グッズや地域の土産物、特産物を販売してきた。今年リニューアルオープンした秩父鉄道公式通販サイト「ちちてつe-shop」では玩具メーカーキャラクターの鉄道むすめ「桜沢みなの」グッズやSLオリジナルドリップコーヒー、SLパレオカレーなどのコラボ商品もそろえ、シーズンごとに商品を発表している。

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