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熊谷の体操教室が2店舗目 レッスンを通じて、夢を持つ事の大切さ伝える

STANDUP体操教室の「たつき先生」(右)と「りく先生」(左)

STANDUP体操教室の「たつき先生」(右)と「りく先生」(左)

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 「STANDUP体操教室」熊谷ニットーモール店(熊谷市銀座、TEL 048-577-5512)がオープンして3カ月たった。

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 2019年、元体操選手の中島立貴さんが開いた体操教室の2店舗目。体操競技歴22年の中島さんと5人の講師が生徒の体の発達を促すと同時に、レッスンを通じて「夢を持つ事の大切さを伝えたい」とあいさつなどの礼儀や社会性、諦めない心も育てる。

 ショッピングセンター熊谷ニットーモール4階の教室は広さ約50坪。1クラス8~14人の少人数制で、全員同じ内容を教えるのではなく、ひとりひとりのレベルに合わせ「安全で楽しく上達できるカリキュラム」(中島さん)を取り入れる。大切にしているのは「正確なお手本」といい、日本代表として活躍した経験から精度の高い動きで生徒の心を引き付ける。

 オープンから3カ月がたち、生徒は2歳~70代と幅広く、生徒数は300人以上。中島さんは「コロナ禍の中で、なかなか外に出られない状況が続き、運動不足を感じている人が多い」と話す。レッスン料は3歳までの親子クラスは月4回=2,000円、リトルクラス、キッズクラス、ジュニアクラスは月4回=6,400円。バク転・アクロバットクラスはチケット制(5回=1万円)。

 中島さんと熊谷のつながりは選手時代から。埼玉国体の選手として熊谷市内にホームステイし民泊を経験、大学卒業後は企業選手として埼玉県内で活動を続けてきた。「元体操選手の体操教室、と身構える方もいるかもしれないが、選手を育てるのが目的ではなく、体操の楽しさを伝えたい。『できた、もっとやってみたい』と自信がつき、体操以外のことにもつながり広がっていくといい」と期待する。「大きくなると失敗しないように頭で自分の限界を決めてしまうことがあるが、失敗することにも価値があると思う。何にでもチャレンジすることを応援したい」とも。

 営業時間は12時~21時。土曜・日曜は10時~20時。木曜定休。申し込みはホームページと電話で受け付ける。

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