深谷市の旧中仙道 仲町地区と路地裏で5月14日、「華の宿場まつり 路地裏さんぽ」が開催される。主催は深谷商店街連合会活性隊。
江戸時代に宿場町として栄えた深谷を商店街から活性化していこうと有志が集まり「おしゃべりに華が咲く、商店街の人情にふれるお祭り」をコンセプトに掲げる同まつり、7回目を迎える。
ハンドメード商品や飲食の販売、ステージイベントをはじめ、路上に絵を描くことができる「落書きストリート」や魚釣りゲーム、スタンプラリーなど子ども向けの企画も用意する。深谷市のゆるキャラ「ふっかちゃん」も登場予定。
同隊の高木陽子さんら商店街の若おかみ・若旦那が中心となって、出店者の募集や企画会議、ラジオ出演やポスター配布などを行ってきた。「商店街は大型店とは違って『お客さま』と『お店』の距離が近いのが良いところ」と高木さん。このまつりを通して商店街の雰囲気を知ってもらい、特に用事がなくても商店街に行けば誰かに会えたり、世間話ができたりすることを感じてもらうのが狙いだ。
高木さんは「商店街のメンバーが知恵を絞り予算0円から始めたイベント。協力してくださる団体や個人の方に恵まれ、持ち寄り企画も増えて回を重ねるごとににぎやかになってきた」と話す。「今回は約70の出店応募があり、さらに楽しんでいただけるはず」とも。
高木さんは「新しく深谷に引越ししてきた方も、分からないことがあったら気軽に商店街へ来てみててほしい。何かアドバイスできることがあるはず」と話す。
開催時間は9時~16時。入場無料。