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深谷ベースで移動商店街 5つの商店街が集結、町内外で交流

前回の移動商店街の様子

前回の移動商店街の様子

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 深谷市本町の「深谷ベース」(深谷市深谷町)周辺で3月25日、移動商店街が開催される。主催は深谷商店街連合会 販促委員会。

移動商店街のポスター

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 商店街連合会に加盟している店舗が自ら販売に出向くことで、店を知ってもらい集客につなげようと企画した同イベント。「商売縮小が進む市内の商店街を活気づけたい」と、昨年9月の初開催は本住町、今回は本町・深谷町と、回ごとに開催場所を変えて行う。

 会場の深谷ベースは空地を活用した場所で、人々が交流したり市内産業をPRしたりする拠点となっている。

 当日は、「とうふ工房」や「深谷シネマ」をはじめ、「さくら寿司(すし)」「カフェ花見」「IGARASHI COFFEE」などの飲食店が多く出店する。深谷商工会議所の小暮雄一さんは「市街地には高齢者が増えて買い物に出掛けにくくなっている。自分の町内だけでなく他のお店も知って、買い物に行けない時は宅配してもらったり、電話して来てもらったり、今後の生活に役立ててほしい」と話す。

 「木工工作体験」や「タイヤチューブわなげ」、ポップコーンの販売など子どもを対象とした企画も用意。近くの旧七ッ梅酒造跡では、地場の野菜・花・工芸品などの販売を行う「深谷にぎわい夕市」も開かれる。

 小暮さんは「5つある商店街、以前はどこかお互いに壁があったように思うが、最近では店同士で情報交換したり、困り事を共有したりと、交流が深まったおかげで壁がなくなってきたと思う」と話す。「市内には過疎地域も存在する。自転車で買い物に来ていた高齢者が自転車に乗れなくなって困っていたりする。そんな時、思い出して利用してもらえるように、将来は中心市街地だけでなく市内広域を移動したい」とも。

 開催時間は10時~15時(にぎわい夕市は17時まで)。

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