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熊谷市産業祭「今年は各店舗へ」呼び掛け フォトコンテストやレシピコンテストも

開幕を知らせるカウントダウンのカードを手にする参加店舗の皆さん

開幕を知らせるカウントダウンのカードを手にする参加店舗の皆さん

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 熊谷の秋の味覚と物産を紹介・販売する「第17回熊谷市産業祭2021」が11月20日から開催される。

開幕を知らせるカウントダウンのカードを手にする参加店舗の皆さん

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 地元の農業をはじめ商業、工業の地産地消推進、消費拡大、地域活性化を目的とし、市内のさまざまな組合・団体・商店が参加する「熊谷市産業祭」。昨年は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から人と人との接触を伴わないインターネットを活用した「ウェブ産業祭」を実施。今年はコロナ対策を踏まえた上で経済復興との両立を考え、会場を分散する意味で実店舗での販売とウェブ開催を併用する。

 熊谷産の新鮮な農産物をJAくまがやの直売所5店舗で販売。チキン、うどん、菓子、地酒、油、生花、手作り品など商工業製品は参加の26店舗それぞれで販売を行う。「ウェブ産業祭」では参加店舗のSNSを一堂に集結して発信。店のPRなどが見られるほか、参加店への訪問レポートや購入品、産業祭のイメージ写真などを「#熊谷市産業祭2021」とハッシュタグ付きで投稿してもらうインスタグラムフォトコンテストを企画。抽選で5人に「熊谷野菜詰め合わせ」を進呈する。併せて先月21日から、新しい熊谷の名物を目指し生産を進めている「熊谷産青パパイヤ」を使った「青パパイヤレシピコンテスト」も開催している。東京オリンピック聖火リレー熊谷会場のセレブレーションに出演した妻沼中学校吹奏楽部の演奏も配信する。

 毎年恒例の「長野県山ノ内町認定農業連絡協議会」から届くリンゴは、蜜がふんだんに入った「サンふじ」と限定黄リンゴ「名月」の2種類。JAふれあいセンター箱田店、久保島店、江南店、妻沼店、大里店の5カ所で20日9時から1袋500円(3~5個入り)で販売。無くなり次第終了となる。

 熊谷市産業振興部農業振興課の島村博文地産地消担当副参事は「アフターコロナに向けた経済対策として、従来の生産者と消費者が直接触れ合う通常開催と、昨年の接触ゼロのウェブ開催との中間を図って分散開催となった。コロナ禍で影響を受けている事業者の本拠地を応援したい。各店に注目して足を運んでほしい」と話す。「来年こそはスポーツ文化公園で開催したい」とも。

 今月26日まで。

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