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熊谷「街なかキレイにスクマム!」でごみ拾い 市内企業、スポーツ選手も参加

街なかキレイにスクマム!に集まった参加者ら

街なかキレイにスクマム!に集まった参加者ら

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 ごみ拾い活動「街なかキレイにスクマム!」が12月1日、熊谷駅周辺や市街地を流れる星川沿いで行われた。

熊谷市を拠点に活動するスポーツチームの選手らも集まった

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 平日の1時間を使って「小さないいことをやってみよう」と市内の企業や団体、市民をはじめ同市を拠点に活躍するスポーツチームに呼び掛けた同活動。実行委員会の東京電力パワーグリッド熊谷支店と日本たばこ産業熊谷支店を中心に、市内外から160人が集まった。7人制女子ラグビーの「ARUKAS KUMAGAYA」の鈴木彩香選手、山下果林選手、黒木理帆選手が、女子プロサッカーWEリーグの「ちふれASエルフェン埼玉」の木下栞選手、瀬野有希選手、山本絵美選手、加藤千佳選手、中村ゆしか選手がそれぞれ参加したほか、「埼玉パナソニックワイルドナイツ」「埼玉武蔵ヒートベアーズ」の選手やスタッフが参加した。

 明け方まで降り続いた雨は午前中に上がり、活動時間には晴れて回復したものの風が強い日となった当日は、駅前ラグビー通りの星川に集合し、熊谷駅北口周辺や駅東ロータリー付近、駅西通り、星川通り東西など5グループに分かれてごみを拾いながら街を歩いた。参加者らは袋を手に「予想以上に少ない」「落ち葉が多い」「風で飛ばされてコーナーに集まってるかも」「ロータリーは多いらしい」と探しながら歩いていた。

 同イベントは、近隣地域で働く人同士が知り合い交流してもらうことも目的の一つに据える。多くの参加者が初対面で互いに自己紹介をしながら歩き始め、約1時間後、再び星川に戻ってくる頃にはグループごと和気あいあいと会話を交わす姿が見られた。

 参加者からは「ごみ拾いに集中した」「みんなでごみ拾いをして心が温かくなった」「街がきれいになるとうれしい。今後も活動があれば参加したい」といった感想をはじめ、「コロナ禍でしばらく会う機会のなかった人と話ができた」「知り合った人に自分のことを紹介でき、応援してもらえることになった」「全然違う業種の人とあいさつした。得意分野を生かして企業間で協力し合い何かできたらおもしろい」「選手と話して興味が湧いた。応援したい」という声が上がった。

 実行委員会のメンバーで、毎月1日に会社周辺の清掃活動を続けているという東京電力パワーグリッド熊谷支社の大矢孝さんは「これほど大規模のイベントになるとは思いも寄らず、ありがたい。地域貢献活動の一つとしてこれからもしっかり続けていきたい。清掃以外でも協力して、さらに熊谷を盛り上げていきたい」と話した。

 同じく実行委員会のメンバーで日本たばこ産業熊谷支店の戸坂仁さんは「想定した以上に多くの人に参加してもらい喜びは大きい。今回は清掃活動だったが、地域のために一緒に活動する仲間を見付けたいと思っていた。今後は、清掃活動のほかにも熊谷の街のためにできることを考えていきたい」と意気込む。「活動を見た近隣の人や通りすがりの人が『何だろう』『何かやっている』と少しでも熊谷の街に活気が出て興味を持ってもらえれば」とも。

 次回は2022年3月に開催予定。

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