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熊谷で「ニャオざねまつり2024」盛況 市民活動の交流を促進

開会式であいさつする実行委員長の田中さん

開会式であいさつする実行委員長の田中さん

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 熊谷市で活動する市民活動団体による祭り「ニャオざねまつり2024」が10月26日、コミュニティひろば(熊谷市本町2)で開催された。

会場に登場した行田在来青大豆のイメージキャラクター「行田豆吉」(左)と熊谷市マスコットキャラクター「ニャオざね」(右)

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 環境保護や健康促進、国際交流、多文化共生などさまざまなテーマで活動するNPO、ボランティア、市民活動団体が協力して開くイベント。17回目を迎えた今年は、「子どもも大人も楽しめる」をテーマに40以上の団体が出展した。

 各団体ブースは活動展示や相談受付のほか、「ソーラーおもちゃの組み立てワークショップ」「環境クイズ」「防災クイズ」「なりきりナース&ドクター体験」「自然工作体験」など体験コーナーを用意して活動を知ってもらうきっかけをつくった。当日は熊谷市内の44店が参加するハロウィーンイベント「クマハロ」も開催中。ディズニー作品のプリンセスやアニメ、ゲームのキャラクターなどに仮装した子どもたちが親子で訪れ、ステージイベントを見ながら会場内を回り、フリーマーケットや飲食販売などを利用する姿があった。ステージイベントでは、地元ダンスチームの発表やゴスペル合唱などが行われ来場者を楽しませた。

 実行委員長を務めた立正大学地球環境科学部環境システム学科4年の田中陸都さんは「昨年より出店者も来場者も多く、皆さんの協力のおかげでにぎやかに開催できたことがうれしい。今年は新たな試みとして、会員団体ではない一般の方にも『ニャオざねまつりマーケット』で出店の機会を提供した。地域交流を促進して活動がさらに活発になれば」と話す。

 市民活動団体のPR活動と団体間の交流を目的に2007(平成19)年に始まった同イベント。同年誕生した「ニャオざね」は、市民と行政の「協働のまちづくり」をアピールする「市民活動イメージキャラクター」として活躍し、2012(平成24)年からは熊谷市全体のマスコットキャラクターとなっている。

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