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行田・水城公園内に手描き花ちょうず傘の休憩所 フォトスポットにも

(左から)ものつくり大学技能工芸学部建設学科今井研究室3年の髙栁豪一さん、篠原菜々美さん、同大学技能工芸学部建設学科教授今井弘さん。手描き花手水アンブレラスカイの休憩所と「Vert Cafe」(旧忍町信用金庫店舗)の前で

(左から)ものつくり大学技能工芸学部建設学科今井研究室3年の髙栁豪一さん、篠原菜々美さん、同大学技能工芸学部建設学科教授今井弘さん。手描き花手水アンブレラスカイの休憩所と「Vert Cafe」(旧忍町信用金庫店舗)の前で

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 行田市水城公園内のカフェ「Vert Cafe(ヴェールカフェ)」の店舗横に11月9日、休憩所「手描き花手水(はなちょうず)アンブレラスカイ」が開設された。

休憩所の下から見える手描き花手水アンブレラスカイ

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 官民学連携で取り組む「行田まちなか再生エリアプラットフォーム」の一環。ものつくり大学技能工芸学部建設学科今井研究室が企画、提案、デザイン、設営を行った。現在行っている水城公園内ライトアップや「行田花手水week」(11月15日~12月14日)に合わせて、「街にぎわいをもたらしたい」と意気込む。

 休憩所は、建設現場の足場に使う単管で骨組みを立て、天井面に花ちょうずをイメージしたビニールの傘約80本をつるして華やかな空間を演出。同大学生が制作した木製ベンチ、足元には手作りの竹灯籠も配置する。行田花手水week期間中は、プロジェクションマッピングで側面に花柄を投影する。

 着想は今春、市内足袋蔵めぐりスタンプラリーに出展したメンバーが、花柄の傘を開く様を見て「花ちょうずのよう」と話したことから。3年の篠原菜々美さんは「透明のビニール傘1本に花の絵を描くと1人で2時間以上かかる。限られた時間内で100本描く為、多くの学生に声をかけて描いてもらった」と振り返る。

 プロジェクトのまとめ役を務めた同研究室3年の高栁豪一さんは「空間に彩りを添えている。休憩所としてだけではなく、フォトスポットとして楽しむこともできる」と話す。篠原さんは「さまざまな年齢層の人に休憩してほしい。ヴェールカフェでテイクアウトしてベンチでの飲食もいいのでは」と利用を呼びかける。

 設置は12月中旬まで。

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