深谷市の冬の風物詩として知られる「深谷ねぎまつり」が1月26日、深谷グリーンパーク アクアパラダイス パティオ(深谷市樫合)で開催される。
深谷ねぎを丸ごと1本炭火で焼き、皮をむいて食べる「深谷カルソッツ」
「深谷ねぎ」の魅力を広くアピールしようと市内外から集まった有志が運営する祭り。11回目を迎える。
会場では、「ねぎの市」と題して、「深谷ねぎ」を使ったピザやかき揚げ、ちゃんこ、カレー、ラーメンなど40店が出店して深谷ねぎ料理を販売するほか、参加者が自分で泥付きの深谷ねぎを丸ごと1本炭火で焼き、皮をむいて食べる「深谷カルソッツ」を用意。「ねぎパウダー」やカルソッツに付ける「深谷ロメスコソース」などのネギ関連商品、「深谷ねぎ」や冬野菜も販売する。
会場の駐車場は事前予約制で1台3,300円。「深谷カルソッツ利用券」「深谷ねぎのおみやげ」が付く。予約は「深谷ねぎまつり」オンラインストアで受け付ける。当日の販売はない。
戸丸義之実行委員長は「前回のイベントで発生した大渋滞の対策で、パティオ周辺の駐車場を有料化した。苦渋の決断だが、祭りを長く継続していくために必要」と説明する。「来場者の安心安全を最優先に、多くの方に楽しんでもらえる祭りにしたい」とも。
恒例の「福ねぎ配布」もある。今回は、前日に瀧宮神社で祝詞を上げた「深谷ねぎ」を「復興福ねぎ」として、能登半島地震災害義援金に100円以上寄付した人に1人1本配布する。
当日は、「道の駅おかべ」(深谷市岡)「深谷テラス ヤサイな仲間たちファーム」(深谷市花園)でも「深谷ねぎ」のイベントを開催。3会場は無料シャトルバスで結び、全ての会場で「深谷カルソッツ」が楽しめる。戸丸さんは「パティオだけでなく深谷市全体で深谷ねぎの魅力を体験できる」と話す。
開催時間は10時~15時。入場無料。