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行田で「田んぼアート」田植え アニメ「鬼滅の刃」の炭治郎、刀構える姿描く

隣接する「古代蓮の里」は6月21日から、「蓮の開花期と田んぼアート期」で駐車場有料時間を発表。該当時間の料金は普通自動車=500円(10人乗り以下)、中・大型自動車=1,500円。有料時間は「蓮の開花期」6月21日~8月3日=5時~15時。「蓮の後期と田んぼアート期」8月4日~8月31日=8時~15時。「田んぼアート後期」9月1日~10月31日9時~15時

隣接する「古代蓮の里」は6月21日から、「蓮の開花期と田んぼアート期」で駐車場有料時間を発表。該当時間の料金は普通自動車=500円(10人乗り以下)、中・大型自動車=1,500円。有料時間は「蓮の開花期」6月21日~8月3日=5時~15時。「蓮の後期と田んぼアート期」8月4日~8月31日=8時~15時。「田んぼアート後期」9月1日~10月31日9時~15時

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 世界最大級の「田んぼアート」で知られる行田市・古代蓮(はす)の里(行田市小針)古代蓮会館東側の田んぼで6月14日・15日、田植え作業が行われた。

田植えの応援に駆け付けた炭治郎

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 田んぼをキャンバスに見立てて色彩の異なる稲を植え付け、文字や図柄などを表現する「田んぼアート」。行田市では2008(平成20)年に始まり、2015(平成27)年には「世界最大の田んぼアート」としてギネス世界記録に認定された。

 今年のデザインはアニメ「鬼滅の刃」。7月18日公開予定の 劇場版「鬼滅の刃」無限城編を記念してコラボレーションする。田んぼ一面に主人公の竈門炭治郎が刀を構える姿を描き、トレードマークの緑と黒の市松模様の羽織、竈門炭治郎の名前とタイトルロゴ、作品名、「GYODA(行田)」の文字を配置している。

 田んぼアートは、稲が成長して見頃を迎え、地上50メートルの展望タワーから見下ろした時に、最もきれいな絵に見えるよう立体的に見える特殊な遠近法で設計されているのが特徴。今年も建設コンサルティング「旭工榮」(行田)がイメージ図から設計図を起こして測量し、田植えの目印になる杭(くい)を打ち、市職員らも協力してリボンを結び、稲の色分けを決めるロープをつなぐ下準備を行っていた。14日は絵柄部分を植える中学生以上の田植えボランティア676人、15日は背景部分を植える田植え体験の514人が参加。背景を描く稲苗「彩のかがやき」や赤色の「べにあそび」、黒色の「むらさき905」、白色の「ゆきあそび」を、色分けに沿って植えた。

 今回の杭の数は過去最高の1万267本、田植え参加者は過去最多となった。毎年家族で田植えボランティアに参加しているという母親は「今年は特にデザインが細かいのでは。文字の部分を担当したが、リボンとロープが込み合っていて難しかった。アニメは子どもが好きで映画も見に行く予定。田んぼアートと合わせて完成が楽しみ」と話していた。

 色とりどりの稲が生育して見頃を迎えるのは7月中旬以降。隣接する古代蓮会館にある高さ50メートルの「行田タワー」(古代蓮会館 展望タワー)から田んぼアート全体を眺めることができる。

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