
「辛麺屋桝元」熊谷店(熊谷市代、TEL 048-578-8300)が10月10日、国道407号(妻沼バイパス)沿いの代交差点近くにオープンした。
定番の「元祖辛麺」(左)と豆乳×塩麹のコラボレーション「白い辛麺」
「宮崎県民のソウルフード」という「辛麺」を提供する「辛麺屋桝元」(宮崎県延岡市)のフランチャイズ店となる同店。同社(辛麺屋桝元)は現在、創業者がもともと店の賄いとして作っていたという辛麺を主力に、直営店とフランチャイズ店合わせて69店舗を全国展開している。埼玉県内は初出店で、関東エリアでは15店舗目となる。店舗面積は30坪。席数は、カウンター席4席、テーブル席26席、座敷席14席。
メニューは、しょうゆ味の「元祖辛麺」(レギュラーサイズ1,080円~)、「トマト辛麺」「白い辛麺」「カレー辛麺」「みそ辛麺」(以上レギュラーサイズ1,210円~)、「ジュニアラーメン」(単品500円)など。麺は、そば粉と小麦粉を使ったこんにゃくのような弾力を持つ「こんにゃく麺」で冷麺に近い食感が特徴。麺は「こんにゃく麺」のほか中華麺、太麺、うどん麺から選ぶ。具材は粗めにぶつ切りしたニンニク、ミンチ、ニラが入る。
店長の小野雅文さんは「唐辛子を煮込むことで具材と一体になった、くせになる味を出している」と話す。「ニンニクは具材として食感を楽しんでほしい。辛さの中にうまみが凝縮されている」とも。辛さ調整は0から30まで対応し、初めて訪れる客には中辛の目安として5辛を推奨する。0辛は子どもでも食べられる辛さに設定しているという。
小野店長は「特にトマト辛麺は酸味で辛さが和らぐため初心者でも食べやすく、辛い物が苦手でなければ3辛から5辛を勧める。辛い物が苦手な人向けに、宮崎の郷土料理『チキン南蛮』も順次始める予定」と話す。「店内は全体を見渡せるよう明るくスッキリした配置にしている。辛い麺が好きな人はもちろん、ヘルシー志向の人、女性、子ども連れにも利用してほしい」とも。
営業時間は11時~22時。