熊谷のご当地かき氷「雪くま」と食品メーカー「明治」のヨーグルトを使った新メニューの試食会が6月30日、熊谷市役所玄関前で行われた。
熊谷市と明治が昨年から取り組んでいる「ヨーグルトで水分保持チャレンジプロジェクト」の一環。「暑さ対策日本一」を掲げる熊谷市が地元民に向け、ヨーグルトによる水分保持の重要性を広めることで「暑さに負けない体づくり」を促す。
今年のテーマは熊谷の夏文化を未来へつなぐ「暑さに負けない体づくりアクション」。市民への暑さ対策を啓発するとともに、地元のかき氷「雪くま」と伝統行事「熊谷うちわ祭」を軸に、健康づくりと文化継承の両面から取り組みを展開する。
「雪くま」は、熊谷市で作った氷を雪のようにフワフワに削り、各店オリジナルのシロップや食材を使う。2006(平成18)年の誕生から今年で20周年を迎え、現在は市内30店で提供している。同プロジェクトには昨年に次ぎ「雪くまのれん会」が協力し、ヨーグルトを使ったメニューの提供店を、昨年の2倍を超える14店まで拡大する。
この日の試食会には3店が出店し、ヨーグルトを使った新作雪くまメニューを各80食の計240食を来場者に振る舞った。同市在住女性の一人は「たまたま市役所に来たら列ができていた。素材の組み合わせも面白い」と笑顔を見せていた。
市では今後、雪くまと地元食材を使った料理教室を7月31日と8月7日に開き、地元の子どもたちを対象とした文化継承に取り組む。伝統行事「熊谷うちわ祭」では「暑さ対策のスタンダードをつくる」をテーマに掲げ、祭り参加者に暑さ対策や体調管理を呼びかける。おはやしの練習会では明治のヨーグルト製品を配布し、祭り本番に向けた事前の体づくりを呼びかける。祭り当日は、コミュニティ広場に暑さ対策啓発ブースを設け、ヨーグルトのサンプリングやノベルティ、チラシ配布を行う。
小林哲也熊谷市長は「熊谷市の夏の文化を次世代へつなぐためには、支える人々が暑さに負けず健康でいることが重要。2年目の今年は『雪くま』と『熊谷うちわ祭』を大きな柱として、市民が健康について考えるきっかけを作る。熊谷の夏の魅力を未来へ受け継いでいきたい」と話す。
雪くまのれん会会長で「和・洋菓子 三河屋」の石川雄太さんは「ヨーグルトを使った雪くまは昨年も幅広い世代の方に好評で、地域の皆さんにも広まっている。さっぱりとしたヨーグルトの風味で水分を保持してもらえたら」と話す。