熊谷のシェアサイクルサービス「ワイルドナイツサイクルシェアリング」が2月17日、熊谷スポーツ文化公園ラグビー場に新たな専用駐輪拠点(=サイクルポート)を設置した。
利用料金は15分88円。スマートフォンの専用アプリで自転車のQRコードを読み取ると解錠・利用ができる
借り受けた電動アシスト自転車で内各地の専用駐輪拠点(=サイクルポート)間を自由に行き来できる同サービス。ラグビーチーム「埼玉パナソニックワイルドナイツ」が活動拠点を熊谷へ移したことをきっかけに、地元企業とパナソニック電動アシストサイクル専門店が連携し、昨年9月、運用を開始した。
サイクルポートは熊谷駅東口や八木橋百貨店、熊谷商工会館、市内各地宿泊施設、文化創造館「さくらめいと」、江南行政センターのほか立正大学熊谷キャンパスなどに設置。今回は、14カ所目となる新たな拠点を同ラグビー場に隣接する「さくらオーバルフォート」内のスポーツホテル「PARK WING」の駐輪場に設けた。
熊谷駅から同ラグビー場までの距離は約4キロで、徒歩50分。シェアサイクルを利用した市内在住の男性は「ラグビー場だけでなく、近くの熊谷ドームや陸上競技場にも便利。ラグビーの試合は駐車場が予約制なので、シェアサイクルが広まったらいいと思う」と話す。「せっかく熊谷に来てもらったからには、試合の前後に市内を散策して楽しんでほしい」とも。
利用料金は15分88円。サイクルポートでは、スマートフォンの専用アプリで自転車のQRコードを読み取ると解錠・利用ができる。利用後はサイクルポートに駐輪して鍵をかけると、あらかじめアプリに登録を求めるクレジットカードで決済、利用終了となる。アプリでは、サイクルポートの場所や利用可能な自転車の台数も確認できる。