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熊谷・ショコラティエと地元クリエーターがコラボ新商品 ホワイトデーに合わせ開発

「マキアートBOX No.1」を手にする水野さんとアヌークの植木シェフ

「マキアートBOX No.1」を手にする水野さんとアヌークの植木シェフ

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 熊谷駅近くのチョコレート専門店「ショコラティエ・アヌーク」(熊谷市筑波、TEL 048-521-3755)が3月3日から、オリジナルボックスを使った商品を販売する。

フランス風に仕上げた「マキアートコラボBOX No.1」に「アヌーク」のチョコレート、焼き菓子、マカロンを詰めたセット。1600円~

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 市内在住のクリエーター、水野麻樹さんとコラボ開発した同商品。「ネコが大好き」という水野さんが、「しなやかなネコ」を表現したデザインに、ショコラティエの植木昌彦シェフがアイデアを重ね、試行の末完成させた。

 「マキアートコラボBOX No.1」と名付けた同商品は、自然をイメージしたアースカラーを取り入れ、落ち着いた青色をベースに、箱の中央にはピンク色のドレスを着た白猫が椅子に腰かけ紅茶を飲む姿をデザインした。アンティーク調の「chocolatier anouk」の文字の周りには、フランスで縁起物といわれる「カラスウリ」を描く。チョコレートや焼き菓子、マカロンなど好みの物を選んで詰め合わせる。価格は1,600円~。100個限定商品。

 水野さんは子育て支援拠点で「親子のお絵描きサークル」や、高齢者施設の「工作クラブ」などを主宰する傍ら、クリエーターとして作品を発信する場を探していたという。「植木さんが作る繊細なチョコレートに魅了され、チョコレート教室にも参加した。同店のパッケージデザインをしたいとの思いが大きくなり、勇気を出してお話したところ快く引き受けてくださった」と水野さん。植木シェフは「通常の店のロゴ入りボックスとは別にオリジナルを作りたいと思っていたところにタイミングよく水野さんから話があった。自分では思いつかないかわいらしい雰囲気の物ができて楽しく刺激になった。No.2、No.3とシリーズ化していきたい。ホワイトデーのプレゼントにも利用してもらえれば」と笑顔を見せる。

 水野さんは「私のモチーフを尊重しながらアイデアを出してくださった。納得できる作品に押し上げてもらって感謝している。今後もパッケージデザインを続けていきたい。目で見て舌で味わって『ショコラティエ・アヌーク』の世界を体感してほしい」と呼び掛ける。

 営業時間は13時~19時。水曜定休。

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