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熊谷で「アツいまちサミット2022」 5市それぞれの暑さ対策を提案

アズ熊谷「KUMAGAYA PLACE HALL」から5市を中継で結びオンライン上で行われた「アツいまちサミット2022」

アズ熊谷「KUMAGAYA PLACE HALL」から5市を中継で結びオンライン上で行われた「アツいまちサミット2022」

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 歴代の国内最高気温を記録した5都市(熊谷市・浜松市・四万十市・多治見市・山形市)が一堂に会するイベント「アツいまちサミット2022」が5月28日、オンラインで開催された。

今年、環境省の「地方公共団体における効果的な熱中症予防対策の推進に係るモデル事業」に採択された熊谷市。熊谷チームの企画発表

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 アズ熊谷の多目的ホール「KUMAGAYA PLACE HALL」(熊谷市筑波)をメイン会場に、5市を中継で結び、熊谷市出身の歴史ナビゲーター長谷川ヨシテルさんを進行役に、各市の夏の取り組みを発表。ユーチューブでライブ配信した。

 最高気温を観測したことのある5市が互いに暑さ対策や涼しく過ごすための取り組みを報告し、情報共有し、対策を話し合う場として2014(平成25)年に始まった同サミット今年で9回目。5市の代表でつくる「暑さ対策先進都市」のメンバーが、活動報告と暑さ対策の重要性を伝えるため、「地域資源を活用して100 万人に届ける!わが町の暑さ対策!」をテーマにアイデアを発表した。

 熊谷市チームは市街地を流れる「星川」を地域資源に、昨年から続く「空中スイカ」栽培のプランターに自然素材の麻袋を利用する、軽トラックを使った「断熱タイニーハウス」を暑さ対策効果を体感する動くショールームとする、商店街の店舗における暑さ対策の有無を測定する、「小学生暑さ対策コンテスト」を開くなどの企画を発表。浜松市は、「サッカー王国静岡」で知られることから「こどもスポーツ水分補給」や「駅前の広告看板」など3案、四万十市は名産の「米ナス」を中心に、学校給食への提案や氷のオブジェ作りなど月ごとに変わる取り組みを行うこと、多治見市は「熱中症対策の見える化」をテーマに「暑さ対策博覧会」としてインターネットや地域メディアを活用して幅広い年代へ暑さ対策の情報発信をするなどの案、山形市は毎年好評の「水まんまコンテスト」を継続し、レシピ集制作やSNSを利用して全国へ広げる活動とクールスポットの募集を提案した。それぞれが目標人数を定めて合計100万人に「暑さ対策」を浸透させるため活動することを宣言した。

 小林哲也熊谷市長は「暑さで知られるわが市は、熱中症対応キットの設置やクーラーのサブスク事業などを通して市民に暑さに対する注意喚起を行っている。さまざまな視点からのアイデアを共有しながら各市の熱中症予防対策の強化が図られることを期待している」と話した。「アツいまち」の中島雄平代表理事は「地域の魅力づくり、住みやすくするため地域の多くの人に暑さ対策の取り組みを知ってほしい。5都市で連携しながら活動し、来年はもっと全国にこのモデル事業を展開する機会をつくりたい」と話す。

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