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熊谷「打ち水大作戦」、3年ぶりに星川で 参加者にひしゃく進呈

オンラインで開催した昨年の打ち水大作戦の様子

オンラインで開催した昨年の打ち水大作戦の様子

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 毎年恒例の打ち水イベント「打ち水大作戦2022」が8月11日、熊谷の中心市街地を流れる星川周辺で行われる。主催はNPO法人エコネットくまがや。

打ち水大作戦2022の案内チラシ表

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 水は熱を奪って蒸発することから「打ち水をすると涼しくなる」「暑い熊谷だからこそ、みんなで楽しく打ち水しよう」と2008(平成20)年度から始まった取り組み。今年で15回目。昨年と一昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響からウェブ会議サービス「Zoom(ズーム)」を使いオンラインで開催した。

 3年ぶりの開催となる今年は、市の中心市街地を流れる星川周辺で11時20分と13時30分の2回、「一斉打ち水」を行う。小学生やその家族から成る「打ち水サポーター」が、「あっちい熊谷、みんなの力で冷まそうよ」と声をそろえて地面に水をまく「熊谷流一斉打ち水」で打ち水をする。当日参加可能。参加者には打ち水用のひしゃくを進呈する。立正大学の学生らの協力で「打ち水」前後に気温を測定し、冷却効果を記録する。

 当日、星川河川内には川面に浮かべた「たらい」に乗って川を下ってもらう「星川たらい舟」や「魚つかみ」など親子で参加できる恒例の水遊びも用意。ステージイベントでは「打ち水大作戦 熊谷応援ソング」に合わせたチアダンスパフォーマンスを披露する。会場周辺には「企業・団体・展示コーナー」を設け、世界で唯一熊谷市に生息するとされる希少魚「ムサシトミヨ」や江南地区の「ホタル」に関する展示、電動自転車と電動キックボードの展示・試乗など、環境問題について考える場を提供する。

 同法人代表の後藤素彦さんは「3年ぶりの水まつりは新型コロナウイルスの感染対策をしながら、風通しの良い星川で水まつりを楽しんでもらいたい。打ち水大作戦は一過性のイベントではなくて、打ち水をすると涼しくなることを体感してもらい家庭や会社でも打ち水を楽しんでもらうのが趣旨。これからも末長く続けていく」と話す。

 開催時間は11時~15時。参加無料。

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