「深谷モーニングカーニバル」が11月22日・23日、深谷テラスパーク(深谷市黒田)で行われる。
「最高におもしろい朝は、深谷にある。」をテーマに掲げて、1日目は夕方から夜にかけて、2日目は早朝から午後までさまざまなコンテンツを用意するイベント。今年5月にオープンした同施設を管理運営する深谷テラスパークエリアマネジメントが、市内の事業者や生産者、映画館、アーティストと共に「深谷らしい風景を楽しんでもらおう」と企画した。
会場は深谷テラスパークと秩父鉄道ふかや花園駅前に広がる公園緑地。「マルシェ・朝市」にキッチンカーや飲食店など2日間で50店が出店する。2日目の朝には、市内の飲食店と生産者が考えたコラボメニューを提供し、「朝ごはん」を競い合う「VEGE-1 朝ごはんコンテスト」を行う。
アーティストと地域の学生たちが参加する「FUKAYAサンセット&サンライズコンサート」を企画。1日目は夕方からギターやフルート、チェロなどの演奏を行い、2日目は早朝からヨガとのコラボ演奏やストリートピアノのデモンストレーション、有志による吹奏楽演奏を予定する。1日目の夜は市内のミニシアター「深谷シネマ」が出張し、宮沢賢治原作、高畑勲監督のアニメ「セロ弾きのゴーシュ」を上映する。
イベント限定で敷地内の駐車場と芝生スペースをキャンプサイトとして開放。テントや車両を貸し出して宿泊体験をしてもらう試みもある。キャンプファイアやボルダリング体験、テントサウナ、ドッグランも用意する。
地域の人たちに同施設の有効利用を呼びかけ、効果的な使い方をアピールする狙いもあるという。企画したエリアプロデューサーの鈴木耕太郎さんは「深谷テラスパークをはじめ、隣接する深谷テラス ヤサイな仲間たちファーム、ふかや花園プレミアム・アウトレットがそれぞれオープンし、人の流れや周辺のにぎわいは確実に変わった。地域の人たちにこのにぎわいを体験してもらい、この場所を使ってもらうきっかけになれば」と来場を呼びかける。
開催時間は、22日=16時~21時、23日=6時~15時。入場無料。車中泊、テント泊、ヨガなど一部のコンテンツは事前予約が必要。