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熊谷の二郎系ラーメン店「オリバーヌードル」が1周年 県内外からファン

ラーメン富士丸本店で師匠のラーメンを食べ衝撃を受け、「震えた」と話すカト・オリバーさん

ラーメン富士丸本店で師匠のラーメンを食べ衝撃を受け、「震えた」と話すカト・オリバーさん

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 ラーメン店「オリバーヌードル」が5月21日、オープン1周年を迎える。

力強い自家製麺とスープを合わせ、チャーシュー、クタヤサイ、アブラを盛り付ける「ラーメン」

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 二郎系、ラーメン富士丸 明治通り都電梶原店の店長を務めていたカト・オリバーさんが独立開業した店。「熊谷で生まれ、熊谷で店を出したい、出すならラーメン店をと思っていた」と振り返る。

 「英国が好き、ロンドンっ子に憧れる」というカトさん。店舗は白地に赤と青の丸いロゴ看板、落ち着いた青いラインに白字の店名、全面ガラスのシンプルな外観が目を引く。英国の地下鉄をイメージした店内壁面には青いタイルが並び、ミュージシャンのポスターが貼られ、店内BGMにブリティッシュロックが流れる。店舗面積は23坪、席数はカウンター10席。

 メニューは「ラーメン」と「オリソバ」(以上980円~)。麺の量は普通=350グラム、少なめ=270グラム、半分=180グラムから選ぶ。トッピングは「ブタマシ」「大盛り(プラス150グラム)」「アブラマシ(別皿)」「生タマゴ」「ヤサイマシ」など、店内入り口の券売機で購入する食券制。カトさんは「甘めのスープとアブラが特徴。力強い自家製麺と豚骨を意識して常に進化させているスープを合わせ、チャーシュー、富士丸定番のクタヤサイ(モヤシとキャベツ)、アブラを盛り付ける」と話す。

 二郎系ラーメンは提供直前に無料トッピングの有無を尋ねる「コール」タイムがあり、「ニンニク入れますか?」と一人一人声がかかる。オリバーヌードルは「ちょいヤサイ(ヤサイ増量)」「ちょいアブラ(アブラ増量)」「ニンニク(ニンニクを入れる)」の3種類。お客さまとのコミュニケーションの時間になっているという。

 オープンから1年。ツイッターで期間限定メニューを告知したり、グッズ販売を知らせたり、市内外、県外から訪れるファンがついた。カトさんは「一日でも長く営業したい。限定メニューは常にトライ&エラーで新しい組み合わせを考えている。いつ来ても新鮮な店でありたい」と話す。「1周年記念でTシャツやステッカーを作った。二郎系やラーメン店という枠を超えてお客さまに楽しんでもらえれば」とも。

 営業時間は11時30分~14時30分、18時~20時。木曜、日曜は昼のみ。月曜、第2、第4木曜定休。

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