関東甲信地方の広い範囲で2月5日から雪に見舞われ、熊谷地域でも11センチの積雪が見られた。
熊谷地域では5日12時ころから雪が舞い始め、気象庁によると14時から1センチの降雪があり、21時には11センチまで積雪した。熊谷地域での10センチ以上の積雪は2018(平成30)年1月23日以来6年ぶり。
アズ熊谷などの商業施設では雪の影響で5日の営業時間を短縮した。6日の開店時間も通常より遅くする店もあった。熊谷市内の小中学校では登校時間を1時間遅らせるなどの安全対策を取った。JR高崎線や秩父線は6日始発から平常通り運行し、熊谷駅では大きな混乱は見られなかった。
熊谷駅前の熊谷直実銅像にも雪が積もり、6日早朝にも残雪があった。降雪は6日未明には落ち着き雨となり、熊谷の気温は8時時点で2.7度。歩道には溶け始めたシャーベット状の雪が残り、慎重に歩く市民の姿があった。