小川町の八宮神社、埼玉伝統工芸会館で8月20日・27日、ブドウの収穫を祝うワインとフードイベントが開催される。主催は武蔵ワイナリー
有機の里小川ワイン特区として認定を受けた同町で、完全無農薬のブドウにこだわり来春には醸造所を開設予定している同ワイナリー。地域の特産物である農産物を原料とした果実酒またはリキュール(特産酒類)を製造するための製造免許を申請した場合、最低製造数量基準を緩和することができる「ワイン特区」を活用。小川町で「小川ブランド」を広め地域産業の活性化、地域雇用増加を期待する。
両日午前中に武蔵ワイナリー下小川圃場で行われる収穫では「ブドウの収穫体験」もできる。誰でも自由に参加でき、生絞りブドウジュースや無添加ブドウシロップのかき氷が楽しめる。八宮神社(20日)と埼玉伝統工芸会館(27日)では、こだわりグルメと日本ワインをそろえたフードイベントを企画する。
夜には特区認定記念の懇親会やパーティーが開催され、朗読劇「探査機はやぶさ君の冒険」や短編映画「未来のカケラ」ほかの上映会も開催する予定。
同ワイナリーの福島有造さんは「昨年の収穫は悪天候もあり十分に楽しんでいただけなかったので、今年は2週に分けて計画した。ずっしりと実の詰まったブドウの収穫は、重みを感じてもらう良い機会だと思う」と参加を促す。「20日と27日でイベント会場が異なるので注意して」とも。
フードイベントには無農薬・無化学肥料やオーガニック食材・自然酵母などにこだわった飲食店が参加する。
収穫は8時~13時、フードとワインイベントは10時~16時。懇親会、記念パーティーは17時~(要予約)。