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熊谷駅前のまちなか交流拠点にパスタ店「スタベッキーズ」

熊谷駅北口(正面口)から徒歩3分のITOMA。シェアカフェで毎週木曜に営業。店主の須永さん(写真提供=飯野泰弘)

熊谷駅北口(正面口)から徒歩3分のITOMA。シェアカフェで毎週木曜に営業。店主の須永さん(写真提供=飯野泰弘)

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 パスタ店「Stabeckys(スタベッキーズ)」が10月9日、熊谷駅前のまちなか交流拠点「I TO MA(いとま)」内にオープンした。

「トマトとバジルのパスタ」料理やサラダに使っているオリーブオイルは販売も

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 「I TO MA」が展開するシェアカフェ事業の一環。「オリーブオイル専門家」として活動する須永公人さんが店主を務める同店は、香り高いオリーブオイルと素材のうまみを生かし、「シンプルだが記憶に残る」をコンセプトにしたパスタを提供する。店名は、須永さんの娘が幼少期に「スパゲッティ」を「スタベッキー」と言い間違えたことから。「いつか店を始めるならこの名前で、と考えていた」と話す。

 メニューは、「ベーコンキャベツのペペロンチーノ」(1,000円)、「トマトとバジルのパスタ」「トマトとニンニクのパスタ」「アマトリチャーナ」(以上1,200円)。全てのパスタメニューにサラダが付く。ドリンクは、コーヒー、紅茶、コーラ、ジュースなど(単品=350円、セット=200円)を用意。料理に使っているオリーブオイルも販売する。

 須永さんは「家庭でも再現可能なシンプルなメニューだが、良質なオリーブオイルを使うことで味が格段に向上することを伝えたい」と話す。料理には用途別に種類の異なるオリーブオイルを使い分ける。パスタには柔らかさ、青み、スパイシーさの調和が取れたスペイン産などをブレンドし、サラダにはポルトガル産のオーガニックオイルを使う。須永さんは「これまでオリーブオイル単体で販売してきたが、オイルを使った料理を提供することでおいしい体験をしてもらい、魅力を知ってもらえたら」と話す。「将来的には、『立ち食いそば』からヒントを得た『立ち食いパスタ』の展開も考えている。おいしさだけでなく、オリーブオイルやトマト、ニンニクが持つ健康面の価値も伝えていきたい」と意欲を見せる。

 営業時間は木曜=11時~14時30分。

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