食べる 見る・遊ぶ 暮らす・働く

行田市で古代米カレースタンプラリー 古墳型フレームのフォトスポット設置も

スタンプラリーを手に参加を呼び掛ける田中さん

スタンプラリーを手に参加を呼び掛ける田中さん

  • 149

  •  

 行田市の「 行田古代米カレー」提供店で現在、「さきたま古墳・行田古代米カレースタンプラリー」が開催されている。

「前方後円墳」の型でご飯を成型する

[広告]

 行田古代米カレー食べ歩きMAP掲載店のうち12店舗のカレーを食べスタンプを押し応募することで、抽選で古代米や古代米カレー、行田市に関連したグッズなどが当たる同イベント。

 同市在住の田中利幸さんが、行田の地産地消、観光などの活性化と同地にある遺跡「稲荷山古墳等の前方後円墳」や日本一の円墳「丸墓山」など郷土の誇りを広める目的で、2014年3月から参加店舗の声掛けを行い、「さきたま古墳・行田古代米カレーの会」を2016年に結成した。

 行田古代米カレーは行田産の古代米と食材を使い、同市にある「ものつくり大学」赤松明学長のデザインによる共通の型(前方後円墳)を使ってご飯を成型するルール以外には細かな規定はなく、各店では、薬膳カレー、ドライカレー、スープカレーなどさまざまなスタイルで提供している。

 同会に参画する18店舗のうち、スタンプラリー参加店は12店。それぞれの店舗にオリジナルの前方後円墳型フォトフレームを設置し、SNSへの拡散も見込んでいる。

 全店舗クリアすると「古代米マイスター認定証とマイスターバッジ」を進呈するほか、ハガキでの応募賞品には「オリジナル古墳型」や各種招待券などを用意する。

 イベント開始から2カ月。参加者からは「どの店も全く異なるカレーなので巡るのが面白い」「スタンプを始めると次も次もと集めたくなる」「こんなに夢中になるとは思っていなかった」などの反響があるという。

 田中さんは「今まで行田古代米カレーの名前は聞いたことがあっても、あまり食べに出掛けることのなかった方々もスタンプラリーが出掛けるきっかけになればいい」と話す。「スタンプラリー2周目に入りたいという方の声も聞こえてきていてとてもうれしい。カレーを通じて行田の魅力をアピールできれば」とも。

 スタンプ台紙は各店のほか、行田市役所、各観光案内所で配布する。来年2月28日まで。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース