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羽生市でドキュメンタリー映画上映会 食の安全や種子について考えるきっかけに

チラシを手に来場を呼び掛ける

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 羽生市民プラザ(羽生市中央)で6月29日、ドキュメンタリー映画「種子」「あぶない野菜」「それでも種をまく」の上映会が開催される。

ドキュメンタリー映画「種子」のチラシ

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 上映会を主催する「鉄子ファーム」は、同市在住の藤倉美保さんが、食の安全や種子、伝統野菜について知ってもらい、考える機会をもってもらおうと個人で行っている活動。行動変革を促す対話型映画プロジェクト「未来シャッター」を製作したワップフィルム「キネマフューチャーセンター」の賛同もあり、先月から都内で上映会を開き、毎回満席を記録している。同市での開催は初めて。

 上映作品は、輸入食品の安全性を描く「あぶない野菜」、東日本大震災後、福島の有機農家の奮闘を描いた「それでも種をまく」、南米での種子を守る運動から、主要農産物種子法が廃止された今の日本で種子を守ることの意味を問い掛ける「種子」の3本。

 映画上映後は感想を共有したり、藤倉さんから野菜や種子の話を聞いたりする交流の場も設ける。前回上映時には、参加者から「知らないことばかりで驚いた」「周りの人にも教えたい」といった声が上がり、質問も多かったという。藤倉さんは「映画をたくさんの方に見ていただき、まず知ってほしい。食の安全や種子について関心を持ってもらいたい」と話す。

 18時30分開演。チケットは、事前予約=1,800円、当日=2,500円。問い合わせはメールで受け付ける。

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