熊谷うちわ祭の会場となる国道17号で7月21日・22日、祭りで出るごみの削減を呼び掛けようと「うちわ祭DEクリーンアップ」が行われる。主催はくまがや市民活動ふれあいネットワーク。
うちわ祭 de クリーンアップ ~日本一きれいな祭にしよう~の案内チラシ
関東一の祇園といわれ、7月20日~22日の3日間、山車7台・屋台5台がにぎやかな熊谷ばやしを鳴らしながら市街地を練り歩く巡行を中心とした同祭り。例年75万人以上が訪れ約600の屋台出店がある。イベントに協力する同市市民活動支援センターよれば、会場となる「おまつり広場」や「コミュニティー広場」、道路各所に置かれたごみ箱にはごみがあふれる時間帯もあるという。
当日は18時に同市中央公民館市民ホールへ集合し、国道17号八木橋百貨店前鎌倉町交差点からコミュニティー広場前交差点間の道路各所に置かれたごみ集積場にボランティアを配置、巡回し集積状況を確認。周辺のごみをまとめたり、ごみ袋を替えたりする。
以前から啓発活動を行ってきた同団体は、昨年も祭り2日目に行われる「巡行祭」に合わせ、13番目の屋台として「護美山車(ごみだし)」を用意。武蔵ヒートベアーズのメンバーや専属チアリーダー「ハニービーズ」らとボランティアが一緒になって沿道を練り歩いた。
今年は屋台「護美山車」は登場せず、実際にごみが集まる集積場に立ち、「日本一きれいな祭りに」「もてなしの心でごみのない祭りを」と呼び掛ける予定。
代表の長島利夫さんは「うちわ祭は熊谷が誇る伝統行事。持参してもらうものは何もなく浴衣も歓迎。当日飛び込みも参加も受け付ける。日本一きれいな祭にしよう、という気持ちでつながりたい」と参加を呼び掛ける。
開催時間は18時~20時。現在、ウェブとファクスで参加を受け付けている。