行田市のさきたま広場(埼玉)で9月16日、戦国武将「石田三成」の水攻めに耐えた「忍(おし)城」の歴史をゲームにした攻防戦バトル「水攻め祭」が開催される。
「子どもと大人が一緒に楽しむことができ、行田を盛り上げる」をコンセプトに活動する「市民が勝手にまちおこしプロジェクト」の一つとして2016年から開催。今年で3回目となる。
試合時間は3分。10人対10人のチーム戦で行われ、攻撃と守備の役割に分かれて水鉄砲で水をかけ合い、自分たちの城(忍城)を敵の水攻めから守る。選手は皆「ポイ」と呼ばれる的を付け、的を射抜いた数などをポイント換算して勝敗が決まる。小学生から出場でき年齢上限はない、以前80代の参加もあったという。
「試合中は子どもも大人も関係なく、本気で戦う」と話すのは実行委員長の今井麻友香さん。「子どもの頃は水遊びで楽しんだが、大人になると水を掛け合うという機会はなかなかない。年齢に関係なくみんなで楽しめれば」と笑顔を見せる。
昨年の優勝チーム「ウッキーズ」のメンバーは「ポイに当てるのが難しかったり、油断すると背後から水が飛んできたりして、思わず本気になるゲームで面白い。チームで戦うので頭脳作戦も必要、今年も優勝したい」と意気込む。
チームでも個人でも参加可能。現在ホームページで参加を募集している。参加者には「水攻め祭り」Tシャツを進呈する。
開催時間は9時~13時。参加費は500円。