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熊谷で小学生が環境マネジメント学ぶ「キッズISO14000プログラム」 1700人参加

メーターを確認する児童

メーターを確認する児童

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 熊谷市内の小学6年生は現在、家庭における省エネルギーなどの取り組みを通じて、環境マネジメントの手法を学ぶ「キッズISO14000プログラム」入門編に取り組んでいる。

 キッズISOプログラムとは、環境マネジメントシステムに関する国際規格である「ISO14000」を反映した環境教育プログラム。同市では2003年から活動を開始、今年も市内全29校の小学6年生約1700人が参加している。

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 児童らは、ワークブックを使い、2週間かけ家庭内の環境マネジメントを経験する。家庭の電気・ガス・水道の使用量やごみの量を調査し、「どうしたらエネルギー消費やごみを減らせるのか」「省エネ対策はどうしたらいいのか」を考え実行するというもの。実行した後の成果を確認することで、環境に配慮した行動ができる子どもを育成し環境や環境保全意識を高める狙いがある。

 夏休み中に行ったという児童は「暑い日や家族みんなが居る週末はメーターが高速で回っていたりごみの量が増えたりしていて、日によって波があるのが分かった。家族で相談して実行できたのが良かった」と話した。

 電気やガスなどの省エネ作戦、節水作戦、ごみのリサイクル作戦で、電気・ガス・水道の節減やごみ削減が達成されたことで、保護者からは「取り組みの成果が出て参考になった」と意見があった。

 環境政策課髙橋秀之課長は「子どもたちの自然や地球を守る心を育成することで、CO2排出量の削減による地球温暖化対策や、ごみの削減による循環型社会の構築に資することを期待したい」と話す。「入門編終了後、さらに初級編に取り組む子どももいる」とも。