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県北で有機農業体験と観光スポット巡り「リアルに気軽に非日常体験」

鈴木さんの説明を聞きながら収穫する参加者ら

鈴木さんの説明を聞きながら収穫する参加者ら

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 県北地域の魅力に触れる農業体験「リアルに気軽に非日常体験!!~都心からほぼ1時間 埼玉北部で農業体験とディープな観光地巡りしませんか~」が9月2日、寄居町の皆農塾(大里郡寄居町今市)で行われた。

鶏舎でニワトリを抱いたり、卵を取ったりする体験も

 都心からわずか1時間で、自然豊かな風景が広がる県北部地域。有機農業体験と地域の観光スポットを巡り、埼玉県北部の魅力を実感してもらおうと埼玉県北部地域振興センター(熊谷市末広、TEL 048-524-1110)が企画した。

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 有機農業体験先の「皆農塾(かいのうじゅく)」は脱サラ農業志願者のための農業塾。創設以来無農薬・無化学肥料の有機農業を続けている。代表の鈴木恵子さんは脱サラして都内から移住、農業のイロハから始め、現在は有機農業を指導する。

 緑に囲まれた敷地内へ入ったとたん、参加者の目の前に別世界のような自然が広がった。田んぼや畑のほかニワトリや羊などの動物もいる。参加者らはオクラや空心菜、モロヘイヤ、ルバーブなどの収穫体験、土作りや種まき、鶏の卵採りなどを行い、オクラの花びらを味見したり、初めて触れる産みたて卵の肌の滑らかさに驚いたりしていた。

 苗の種まきをしながら参加者からさまざまな質問が出ると、鈴木さんは「自然に逆らわないでその時その時に合わせた仕事をする。子育てと一緒、種まきも大事だけど育てるのに手をかけすぎては駄目。今何が必要なのか見極めて」と話した。

 市外から来たという女性は「有機農業に興味があり参加した。出来るなら安全なものを自分で作りたい。土作りや種まきも教わったのでさっそく家庭菜園を始める予定」と話した。ホームページを見て都内から参加したという女性は「将来移住したいという憧れがあって参加した。収穫も卵とりも初めての体験で新鮮だった。自然に囲まれているのに都内からそんなに遠くないというところもいい」と笑顔を見せた。

 農業体験の後、国宝の妻沼聖天山歓喜院聖天堂や縁結び商店街を散策するなど、地域の観光スポット巡った。同体験イベントでは、第2回を10月7日に国重要文化財の旧煉瓦製造施設とレンガ造りの街並み散策、第3回を10月28日に花園フォレスト、熊谷唯一の酒蔵 権田酒造の酒蔵見学を予定。

 参加無料。事前予約制。受託業者「イー・ティー・エー」へファクスまたはメールで申し込む。