家計簿の付け方や家庭の予算の立て方が学べる「家事家計講習会」が11月13日、熊谷市市民活動支援センター(熊谷市曙町5)で開かれる。主催は熊谷友の会、同センターを運営するNPOくまがやとの共催。
友の会は、雑誌「婦人之友」の愛読者が1930(昭和5)年に創立した団体。会員数は1万8000人で、国内外180以上の地域に各地友の会があり、「健全な家庭を育み、地域に働き掛け、よりよい社会を創りたい」と定期的に講習会を開いている。
内容は家事講習と家計簿講習。家事講習ではエコクッキング「鍋帽子」の使い方を学ぶ。家計簿講習は、「家計簿つければ私が変わる、家族が変わる」をテーマに、これから家計簿を付けようという若い主婦2人と、30年以上のキャリアを持つ家計簿のベテランが会話形式で進める。それぞれ家庭の状況に合わせた予算の立て方、家計簿の付け方を学ぶ。同会の家計簿の特徴は、最初に予算を立てて引き算し、寄付など社会貢献のための「公共費」の項目が立てられていることだという。
同会代表の寺島悦子さんは「『家計は簡素に、社会は豊富に』が友の会のモットー。講習会を参考に予算を立てること、家計簿を付けることで、食事や子育てなど自分の家庭が見えてくる。初めての人にぜひ参加してほしい」と話す。「県北では4カ所で全5回の講習が開かれる予定。当会のブログで確認できる」とも。
開催時間は10時~12時。参加費は400円(資料代含む)。託児あり(200円、軽食・保険代含む)。