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熊谷の「卵かけ」ラーメン店「ゴールデンタイガー」1周年 連日限定麺も

「TKMをソウルフードに」と意気込む金澤さんとスタッフ

「TKMをソウルフードに」と意気込む金澤さんとスタッフ

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 熊谷のまぜそば・つけ麺店「ゴールデンタイガー」(熊谷市筑波、TEL 048-501-5859)が3月4日、1周年を迎えた。

リピーターから「中毒になる」と話題の「TKM」鰹

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 独自のスタイルでラーメンの新たなジャンル「TKM(=卵・かけ・麺)」(650円)を切り開く同店。店主の金澤洋介さんは「TKG(=卵かけご飯)が好きな人は多いでしょう。その麺バージョン。きりっと冷やした極太ストレート麺に全卵とだしじょうゆを混ぜながら食べてもらう。さっぱり味の『レモン』か、和風味の『鰹』が選べるのでどちらも試してみてほしい」と話す。「うどんとラーメンで種類は違うが、小麦の生産が盛んな『熊谷』を応援したい。暑い町のソウルフードになれれば」とも。

 メニューは、あっさり味の「ゴールデンつけめん」(800円)、こってりした「タイガーつけめん」(800円)、女性も好む「トマトつけめん」(850円)などのつけ麺が基本だが、連日「限定メニュー」がSNSで発信され、限定麺を楽しみに通うリピーターも多い。SNS上で「中毒になる」と声がある通り、週に何度も通う人もおり、中には3カ月連続で来店した人もいる。

 これまでに発表された限定メニューは100種類以上。毎週金曜に登場する「釜チカスタム」(1,000円)は、TKMの温製版。釜揚げうどんのような感覚でチーズを溶かし、10種類以上あるトッピングをカスタマイズできる。金澤さんは「食べたい!と思うものを作っていたら、いつの間にか種類が増えていた。次は何にしようか何を合わせようかと、自分たちが楽しんでいる」と話す。限定メニューには限定ステッカーも進呈する。

 こだわりのラーメン店というと、強面の店主がにらみを利かせているイメージだが、店内は和気あいあい。スタッフはタイミングを見て味の感想を聞いたり、好みを聞いてメニューを提案したりと親しみやすく、フレンドリーな接客で驚かれることもあるという。

 金澤さんは「接客はお客さんとのコミュニケーションツール。『仕事している姿が楽しそう』『ここに来ると元気がもらえる』と言われるとうれしい」と笑顔を見せる。「名前から想像が膨らむ限定メニュー、その日だけの限定ステッカー、オリジナルグッズ販売など、さらに面白いことを発信してきたい」とも。

 店内はカウンター8席、4人掛けのテーブル席8席の全16席。食券制で、入店時に購入し着席時にスタッフに手渡すシステム。混雑時は店前にずらりと行列ができるため、列に並ぶ前にいったん店内に入り食券を購入しておく必要がある。

 営業時間は11時~14時。18時~22時45分(スープ・麺が無くなり次第終了)。水曜定休。

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