ラグビーワールドカップ出場国の国歌を一緒に歌うおもてなし企画「1500人で南アフリカ国歌を大合唱プロジェクト(熊谷ラグビー合唱団 第6回練習会inメインスタンド)」が8月17日、熊谷ラグビー場(熊谷市川上)で行われる。
熊谷高校音楽部、「スクラムユニゾン」の田中美里さんと合同になったジョージア国歌練習
同プロジェクトは、ラグビーワールドカップ試合開始時の国歌演奏で、出場国の国歌を一緒に歌い「おもてなし」の気持ちを表現しようと市民有志が企画。2018(平成30)年に地元高校生がジョージア国歌を歌い、動画サイトユーチューブで披露したことをはじめ、これまでに熊谷会場で試合する6カ国の国歌を練習してきた。活動は大会12会場で唯一「市内の全児童生徒が招待」となった熊谷市の小中学校にも広がり、回を重ねるごとに練習参加者も増えている。
当日は、9月6日に同ラグビー場で行われる日本代表ワールドカップ前最後の試合「リポビタンDチャレンジカップ」で対戦国・南アフリカの国歌と君が代を斉唱。スタジアムやパブリックビューイングで多くの人々が相手国の国歌を歌い、各国代表選手やを各国を応援するファンに熊谷へ訪れてくれた感謝の気持ちをアピールする。
合唱団代表の臼杵健さんは「15人(フィフティーン)にちなみ1500人を目標にしているので、多くの人に参加してほしい。入手が難しい試合で当日スタジアムに行けなくても、同じ舞台で歌えるのは一生に一度の体験になるはず。せっかく大人数が集まるのだから、歌の練習だけでなくいろんな人が関わる『イベント』にしたい」と意気込む。
地元の60代女性は「(熊谷ラグビー合唱団の練習には)一度行ってみたいと思っていた。歌は歌えるか分からないが参加してみたい」とほほ笑む。
同プロジェクト参加申し込みはフェイスブックイベントページの投稿にある申し込みフォームで受け付ける。問い合わせは市民活動支援センター(TEL 048-522-1592)まで。
開催時間は16時~17時。