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比企の谷津田米使い日本酒販売へ 立正大学など企画プロジェクトで

農福連携農場で「谷津田米」の米作りに参加したプロジェクトメンバー

農福連携農場で「谷津田米」の米作りに参加したプロジェクトメンバー

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 比企丘陵で作られたブランド米「谷津田米」を使った日本酒「谷津の祈り」が現在、数量限定で販売されている。

完成した日本酒「谷津の祈り」

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 埼玉県内にある479カ所の沼(ため池)のうち、その約4分の3に当たる355カ所が存在する比企地域。ため池の天水(てんすい)のみを利用し無農薬で育てる「ため池農法」は比企郡独自の地理条件が生んだ伝統的農法で、その起源は1500年前にもさかのぼるとされる。

 「谷津田の文化を後世に伝える」ことを目的に谷津田米で日本酒を造り、広く知ってもらおうと立正大学谷津田イノベーション研究会と比企丘陵農業遺産推進協議会が企画したプロジェクト。2017(平成29)年から米作りを行い、これまでに100人以上が参加してため池の整備や田植え、稲刈りなどを行ってきた。熊谷市の「権田酒造」が製造・販売。1200本の数量限定で、権田酒造のほか久喜市「井上酒店」でも販売している。

 完成した日本酒について、企画者の1人の立正大学後藤真太郎教授は「とがった米の香り、発泡酒ではないがピリッとした後味が面白い。比企地域の豊かな風土、文化を知ってもらうきっかけになれば」と話す。今後は学生も参加し、ラベル作りや販売マーケティングも展開する予定。

 720ミリリットル入りで、価格は1,500円。

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