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野菜のまち「深谷」で地域の魅力広めるイベント 市内3カ所シャトルバスでつなぐ

初開催となる「深谷冬野菜まつり」のポスターを手に来場を呼び掛ける、深谷グリーンパークのスタッフ

初開催となる「深谷冬野菜まつり」のポスターを手に来場を呼び掛ける、深谷グリーンパークのスタッフ

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 全国有数の「野菜のまち」をうたう深谷市で1月26日、「深谷ねぎ」や「冬野菜」を集めて野菜や地域の魅力を広めるイベントが市内3会場で行われる。

3会場は無料シャトルバスで行き来できる

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 JR深谷駅近く、瀧宮神社(深谷市西島5)で行われるのは「深谷ねぎまつり」。「深谷ねぎ」を通して食への感謝の気持ちを共有し、またさまざまな表現方法によりさらなる「深谷ねぎ」の魅力を広くアピールしようというコンセプトの下に一般市民が集って作った祭り。同神社で祈とうしたネギを数量限定で配布する「福ねぎ配布」や泥付きネギを炭火で焼いて食べる「深谷カルソッツ」、ネギを主役にしたフード販売など。年々来場者が増え2019(平成30)年は約1万4000人が訪れた。

 国道17号線深谷バイパス沿いの道の駅おかべ(深谷市岡)で行われるのは「深谷ねぎグランプリagain」。「深谷ねぎ」を使った煮ぼうとう販売やカルソッツをはじめ、ネギの感触や形状から産地を予想する全国ご当地ネギ当て「ねぎの名は」やネギのつかみ取り、ストラックアウト、重さ当てなど「深谷ねぎ」にちなんだ企画を予定する。

 深谷グリーンパーク・アクアパラダイスパティオ(深谷市樫合)で行われるのは「深谷冬野菜まつり」。近隣に野菜農家が多いことから地元野菜を広めようと企画、初開催する。「深谷ねぎ」やブロッコリー、ヤマトイモ、大根、イチゴなど深谷の冬野菜販売を中心に、地元よさこいチームやスコップ三味線などのステージイベント、野菜品評会も企画。会場では深谷の冬野菜を使ったさまざまなジャンルのフードを販売し、冬野菜レシピの配布、食品メーカー「キユーピー」から「特製冬野菜スープ」5種も登場する。担当者は「深谷のおいしい野菜を知っていただきたい。野菜をおいしく食べるためのコツや見分け方も販売員に気軽に聞いてみて」と話す。

 3会場(深谷駅北口~道の駅おかべ、深谷駅南口~深谷グリーンパークアクアパラダイスパティオ)は無料シャトルバスで行き来できる。特に「深谷ねぎまつり」を開催する滝宮神社には駐車場がないため、他施設に駐車しシャトルバスでの移動を勧めている。

 開催時間は10時~15時。入場無料。

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