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アズ熊谷でウイルス対策商品販売続ける、「不安な気持ち和らげたい」

アズ熊谷3階にある「カールヴァン」、JR熊谷駅改札口に近い販売スペース

アズ熊谷3階にある「カールヴァン」、JR熊谷駅改札口に近い販売スペース

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 マスクや衛生商品の品薄が続く中、熊谷駅ビル「アズ熊谷」3階改札口近くの「カールヴァン」が現在、ウイルス・除菌対策商品の販売を続けている。

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 商業施設のテナント入れ替え時などに一時的に空くスペースを利用し出店、期間限定で生活必需品や生活雑貨などを販売する同店。熊谷市のラグビー応援キャラクター「スクマム!クマガヤ」のグッズを販売するなど、季節や時期によってテーマを変え生活に便利なアイテムをそろえている。

 新型コロナウイルスの感染拡大でマスクやウイルス対策商品などの深刻な品薄状態を受け、長年培ったルートを通じて商品を確保する。運営するトランスポート仙台の担当者は「私たちは2011年東日本震災の際も提携先との連携で必要な品を提供した経験がある。今回も本当に危機的な状況で、お客さまの不安がよく分かる。不安を煽らないよう何かできることはないかと考えながら動いている」と話す。

 現在も不織布の使い捨てマスクは入荷が厳しいという。同店では除菌アイテムやウイルス対策の衛生商品を提供したり、子ども用の布マスクやマスクの手作りキットを仕入れたりして「生活必需品」としてのニーズに応えようと販売を続けている。担当者は「販売する商品は在庫限りという商品ばかり。今日買ったものが明日は見当たらないと思うが、できる限り代わりになる商品を仕入れるようにしている。少しでも多くの方の不安を和らげることができれば」と話す。

 営業時間は10時~20時。

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