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深谷・竹林越しに川眺められるカフェ かりんとう直売店に併設、情報発信の場にも

こだわりの商品を楽しんでほしいと紹介するスタッフ

こだわりの商品を楽しんでほしいと紹介するスタッフ

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 「隠れ河原のかりん糖」で知られる「旭製菓」の花園工場直売店内に「Layer Cafe(レイヤーカフェ)」(深谷市小前田、TEL 048-501-7550)がオープンして3カ月がたった。

荒川沿いにある絶景カフェ。竹林越しに河原を眺めることができる

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 「小麦と黒糖にこだわった絶景カフェ」をコンセプトに掲げ、「かりんとう」作りで培った素材の魅力を多くの人に感じてもらい、顧客とのコミュニケーションを広げようとオープンした。

 関越自動車道、花園インターチェンジから車で約3分「道の駅はなぞの」近く、荒川沿いにある花園工場直売店内に併設するカフェ。店内から竹林越しに河原を眺めることができる。以前は休憩スペースとして開放していた場所を直営店併設のカフェに刷新、ナチュラルな雰囲気でカウンター7席、テーブル10席、6人掛けのソファ席2席のほかテラスも設ける。

 店名の「レイヤー」は荒川流域の地層「岩畳(いわだたみ)」をモチーフに、1924(大正13)年の創業以来積み重ねた自社の歴史に由来する。「お客さまとのご縁を大切に積み重ねていきたい」という思いも込め、アンモナイトや植物の化石を模した装飾を隠した店内の壁や、カフェオープンのきっかけになった商品「レイヤータルト」の108層にも積み重なるタルトで表現する。

 メニューは、「焦がしタピオカ黒糖ミルク」(630円)や「タピオカ抹茶いちごミルク」(630円)など自家製手ごね生タピオカドリンクをはじめ、「フルーティーバブル」(450円~)、「カフェラテ(380円~)などドリンク類、「濃厚ミルクソフトクリーム」(350円~)、夏季限定「スノーアイス」(450円~)、レイヤータルト「濃厚エッグカスタード」(220円)、タピオカドリンクと相性の良い「台湾風ポップコーンチキン」(380円)など。今後新メニューも提案していく予定。

 店長の納富圭さんは「かりんとうで使う『黒糖』は鉄分やミネラル成分などを含む魅力ある素材。カフェでは沖縄県波照間島産の『特等』黒糖を煮込んだ黒糖蜜を仕様するなど、黒糖のおいしさを伝えている。キャッサバ粉に黒糖を練りこんで作るタピオカを使用したドリンクは、モチモチした食感と深みのある甘さ、手ごねならではの生感覚を味わっていただければ。スパイシーな『ポップコーンチキン』と一緒に楽しんでほしい」と話す。「レイヤータルトにもかりんとう作りで培った独自配合の小麦を使い、絶妙なザクッサクッとした食感を引き出した」とも。

 オープンから3カ月、ドライブ途中に立ち寄ったり、ドリンクを片手に川沿い散歩を楽しんだりする客もあるという。納富さんは「川のせせらぎを聞きながら、店内やテラスで絶景と共にカフェの時間を楽しんでいただければ。気軽に立ち寄っていただけるカフェを通じて、商品の良さや新しい提案を発信していきたい」と意気込む。

 営業時間は9時~18時。直売店は8時30分~18時。

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