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熊谷で自然の豊かさ学ぶ「川の生き物調べ」 親子ら60人参加、五感による観察チェックも

同会参加団体の協力、市内に工場を置く「MSD製薬」の支援で行われた「川の生き物調べ」

同会参加団体の協力、市内に工場を置く「MSD製薬」の支援で行われた「川の生き物調べ」

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 小学生の親子に川や水辺の多様な生物に触れ、自然の豊かさを学んでもらう「川の生き物調べ」が8月3日、熊谷市を流れる荒川の支流「和田吉野川」で行われた。主催は、NPO法人「熊谷の環境を考える連絡協議会(くまかんれん)」。

身近な魚を見るのは初めてという子どもも多かった。川の増水で種類が少なかったのではという声もあった

 親子で理科実験や自然観察をする熊谷市の取り組み「ウィークエンドサイエンス」の一環。2016(平成28)年、水質調査と同時に始まり毎年行われ、今年は児童や保護者、スタッフを合わせ60人が参加した。

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 調査は「魚の生態」と「川辺の植物観察」の2グループに分かれ、吉岡小学校南の地点で行われた。見つかった生物は、ウキゴリ、カワムツ、オイカワなど。埼玉県環境部水環境課が作成した子ども向け・大人向けの「五感による観察チェックシート」を使い、調査リーダーを中心とした観察会を行った。

 今回からの新企画としては、過去3年間の調査で発見された生物を写真入りで紹介したオリジナルシートを配布。くまかんれんの町田直昭さんは「初めて見る魚でも、名前がすぐ分かると好評だった」と話す。

 くまかんれんの栗原堯会長は「コロナ禍のこんな状況で実施の決断は難しかったが、開催できてほっとした。くまかんれんだけでなく、多くの団体の協力で続けられてきたイベント。楽しんでもらってよかった」と話す。兄弟で参加した小学4年生の男の子は「魚のことがよく分かったし、道を歩いていても食べられる草があることを知ったりして楽しかった」、4歳の男の子は「エビやカエルをとったり、ミョウバンで10円玉をゴシゴシしたりが楽しかった。また参加したい」と話す。

 7月中の熊谷は雨が多く、日照時間不足による農産物への影響も心配されている。毎年参加しているくまかんれん会員からも「水かさがいつもより多く、生き物も流されたかも」という声があったが、この日も快晴で最高気温34.2度と暑い一日だった。帰りにはNPO法人「熊谷市ほたるを保護する会」の小柴清さんから、カブトムシの進呈もあった。

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