全国各地で猛暑日となった8月17日、熊谷市の日中最高気温は37.5度だった。
安定した晴天が続き広い範囲で高気圧に覆われた同日、関東甲信越地方では各地に熱中症警戒アラートが出ていた。同日12時10分ころには、静岡県浜松市中区の観測点で気温が41.1度に到達、2018(平成30)年7月23日に熊谷市で観測された国内最高気温に並んだ。
歴代1位タイの速報を受け、ツイッター上では「どうした熊谷、多治見」「浜松ってノーマークだった」「王者熊谷敗れる」「熊谷市がもっと暑くならないと埼玉県民のメンツがたたない」「がんばれ熊谷」(以上原文ママ)と国内最高気温のタイトルを持つ「熊谷」が話題に上がり、「熊谷と同じって相当だぞ」「熊谷に追いついたと聞いて、浜松の皆様無事ですか?」「史上最高気温の浜松市の皆さん、熱中症に注意してください」「熊谷も五十歩百歩、ともに暑さをしのいで参りたいです」(以上原文ママ)といった浜松の暑さを心配する声も上がった。暑い熊谷のシンボルとして知られる「大温度計」を店舗入り口に掲げている八木橋百貨店(熊谷市仲町)は「浜松の百貨店さんに大温度計レンタルしましょうか?」とツイート、1台余っていることを明かした。
熊谷地方気象台によると週間予報で今週末までは猛暑日の予想、20日は特に気温が変動し40度近くになる可能性もあるという。